五輪イヤーで盛り上がるハズだった2020年も残りあとわずか。自分自身を振り返ればドバイ遠征が中止になって以降、さしたる行事もなくひたすら装蹄に専念してきた感です。新型コロナで百年に一度ともいわれるパンデミックに世界はおびえましたが、人類の歴史上ではそれらに打ち勝ってきているのだから、収束して来年こそは競馬場のスタンドが満員になる光景を願っています。なにより栗東トレセンでは1人の感染者も出ていない状況に、これは関係者全員が感染してはならない意識を持ち続けた現れだと思います。

　西内装蹄所の今年の担当馬でG1は2勝。良くも悪くもない数字…ではなく、不満の残る結果です。最終週のG1ホープフルステークスと有馬記念に出走馬がいないのが顕著で来年こそ…と気合を入れ直しています。有馬記念の裏になる日曜阪神11Rは冠名は「スマート」のアヴァロン、セラヴィー、ダンディーの”3銃士”に頑張ってもらいましょう。特にセラヴィーとダンディーは兄弟の関係です。