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【朝日杯FS】福永「自分の判断がまずかったです」レース後ジョッキーコメント
2020/12/21 06:05
20日、阪神競馬場で行われたG1・朝日杯フューチュリティステークスは、7番人気のグレナディアガーズが早め先頭から押し切る競馬でライバルを完封した。
朝日杯フューチュリティステークス、レース後ジョッキーコメント
1着 グレナディアガーズ
川田将雅騎手
「新馬前から素質を感じていた馬なので、こうして結果が出ることが何より嬉しく思います。どうしても性格が難しい馬なので気分を害さないように気持ち良く走れる競馬をという風にイメージしました。とてもリズム良くよく、我慢してくれて良い内容で走ってくれていたと思います。後ろを待つよりは捕まえに行き過ぎずに捕まえに行こうということを選択したんですけど、最後までしっかりと自分の能力を出し切ってくれたなと思います。そもそもの能力値が高い馬なのですけど、どうしても2戦目でああやって暴走気味になってしまってそういう性格の難しさが出てしまったので、そこをコントロールしながらここまでこれて、ポテンシャルの高さは間違いないです。こうして毎度良い内容で自分の能力を出し切る競馬をするというのが一番大事なところになってくると思いますので、無事に、また来年良いリズムで競馬が出来ればと思います」
2着 ステラヴェローチェ
横山典弘騎手
「ゲートの中でテンションが危なかったけど、よく出て頑張ってくれました」
3着 レッドベルオーブ
福永祐一騎手
「馬は落ち着いていて雰囲気は良かったです。3コーナーで勝ち馬の後ろを取れるチャンスはありましたが、そこの選択ミスが響きました。勝ち馬の後ろを取るべきでした。頑張って伸びてくれましたが、自分の判断がまずかったです」
4着 バスラットレオン
坂井瑠星騎手
「勝ち馬を見ながら直線でしっかり脚を使ってくれました。1600mの方が競馬はしやすいですし、力を出してくれました」
5着 ブルースピリット
藤岡佑介騎手
「一度使われて、馬体も集中力も良い状態でした。それでもリズム良く運べて頑張ってくれました。来年に向けて良い内容だったと思います」
6着 ロードマックス
岩田望来騎手
「良い感じで乗れましたし、今日は折り合いもついて力を出してくれました」
武豊「最後はキツく…」
7着 ドゥラモンド
武豊騎手
「良いポジションで流れに乗ることができましたが、ペースがずっと速くて、最後はキツくなってしまいました」
9着 ホウオウアマゾン
松山弘平騎手
「3コーナーを過ぎで手応えが怪しくなってしまいました」
10着 モントライゼ
C.ルメール騎手
「スタートからスピードを出してマイペースで走れましたが、距離かもしれません…坂を上がって疲れてしまいました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
20日、阪神競馬場で行われた11R・朝日杯フューチュリティステークス(G1・2歳オープン・牡牝・芝1600m)で7番人気、川田将雅騎乗、グレナディアガーズ(牡2・栗東・中内田充正)が勝利した。3/4馬身差の2着に2番人気のステラヴェローチェ(牡2・栗東・須貝尚介)、3着に1番人気のレッドベルオーブ(牡2・栗東・藤原英昭)が入った。勝ちタイムは1:32.3のレコードタイム(良)。
3番人気で松山弘平騎乗、ホウオウアマゾン(牡2・栗東・矢作芳人)は、9着敗退。
レコードを記録
7番人気に支持された川田将雅騎乗、グレナディアガーズがG1初制覇を飾った。レースでは五分のスタートから3.4番手のインで流れに乗ると、飛ばして逃げたモントライゼを目掛けて直線でスパートを開始。ラスト1ハロン付近から堂々先頭に立ち、後続の追撃をそのまま完封して初タイトルのゴールへ飛び込んだ。
グレナディアガーズ 4戦2勝
(牡2・栗東・中内田充正)
父:Frankel
母:ウェイヴェルアベニュー
母父:Harlington
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 グレナディアガーズ 川田将雅
2着 ステラヴェローチェ 横山典弘
3着 レッドベルオーブ 福永祐一
4着 バスラットレオン 坂井瑠星
5着 ブルースピリット 藤岡佑介
6着 ロードマックス 岩田望来
7着 ドゥラモンド 武豊
8着 カイザーノヴァ 池添謙一
9着 ホウオウアマゾン 松山弘平
10着 モントライゼ C.ルメール
11着 スーパーホープ M.デムーロ
12着 ジュンブルースカイ 岩田康誠
13着 ショックアクション 戸崎圭太
14着 アスコルターレ 北村友一
15着 ビゾンテノブファロ 山田敬士
16着 テーオーダヴィンチ 浜中俊