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【みやこS】川田「特徴を生かそうと考えました」クリンチャーがダート初勝利

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2020/11/8 22:05

(C)Yushi Machida

 8日、阪神競馬場で行われたG3・みやこステークスは、ダート転向後7戦目にしてクリンチャーが初勝利、ダート重賞初Vを飾った。

みやこステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 クリンチャー
川田将雅騎手
「無事に結果が出て何よりです。沢山映像を見まして、この馬の特徴を生かそうという風に考えました。持久力に長けた馬だろうというイメージを持ちましたし、返し馬で乗って、やっぱり瞬発力ではないなということを感じましたので、こういう競馬を選択しました。終始やる気を持たせながら走らせたつもりではあるんですけど、とても良い雰囲気で走ってくれていたと思います。早め早めに動かしていって、他の馬が絶えるような競馬をしたつもりなので、離していくというよりは皆が苦しくなって下がっていって、この子は持久力でそこを辛抱出来るというイメージでした。久しぶりにこうやって勝つことが出来て何よりだと思いますし、この馬が無事次に向かって行ければと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 8日、阪神競馬場で行われた11R・みやこステークス(G3・3歳上オープン・ダ1800m)で1番人気、川田将雅騎乗、クリンチャー(牡6・栗東・宮本博)が快勝した。3馬身差の2着にヒストリーメイカー(牡6・栗東・新谷功一)、3着にエイコーン(牡5・栗東・吉田直弘)が入った。勝ちタイムは1:49.9(良)。

 2番人気で武豊騎乗、ベストタッチダウン(牡4・栗東・橋口慎介)は、10着敗退。

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ダート転向後、7戦目にして初V

 凱旋門賞にも出走の実績があるクリンチャーがダート転向後、7戦目にして嬉しい初勝利を飾った。道中は武豊、ベストタッチダウンの逃げを見ながら外目4番手の位置から。3、4コーナー中間から早めに押し上げていく形でしぶとく抜け出し、ダート初勝利、ダート重賞初Vを掴んだ。

クリンチャー 25戦4勝
(牡6・栗東・宮本博)
父:ディープスカイ
母:ザフェイツ
母父:ブライアンズタイム
馬主:前田幸治
生産者:平山牧場

【全着順】
1着 クリンチャー
2着 ヒストリーメイカー
3着 エイコーン
4着 エアアルマス
5着 マグナレガーロ
6着 テーオーエナジー
7着 ナムラカメタロー
8着 スワーヴアラミス
9着 ワイドファラオ
10着 ベストタッチダウン