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【菊花賞】コントレイルが親子2代で無敗の三冠制覇!空前の大記録達成

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2020/10/25 15:59

(C)スポニチ

 10月25日、京都11Rで行われた第81回菊花賞(3歳オープン・G1・牡牝・芝3000m・1着賞金=1億2000万円)は、福永祐一騎乗、断然の1番人気コントレイル(牡3・栗東・矢作芳人)が勝利。無敗の三冠は史上3頭目、2005年父のディープインパクト以来となる大記録が達成された。牡馬三冠は2011年のオルフェーヴル以来史上8頭目。勝ちタイムは3:05.5。

 2着に4番人気のアリストテレス(牡3・栗東・音無秀孝)、3着に5番人気のサトノフラッグ(牡3・美浦・国枝栄)が入った。

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ゴール前は2着馬とのデッドヒート

 レースでは五分のスタートから中団やや前目の位置で折り合い、なんとか我慢した様子で1周目スタンド前を通過、大きく縦長の展開の中、ポジションそのままに中団を追走した。3コーナー手前から徐々に馬群はかたまって行き、抜群の手応えで勝負どころから進出。早め先頭に並びかける形で直線の攻防へ向くと、外からアリストテレスが猛追したが、追撃を僅かに凌いで並ぶようにゴールした。ラストはかわされそうになりながらも、底力で凌ぎ切った。

 菊花賞を勝ったコントレイルは、父ディープインパクト、母ロードクロサイド、母の父アンブライドルズソングという血統。北海道新冠町・ノースヒルズの生産馬で、馬主は前田晋二氏。通算成績は7戦7勝。重賞は東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)、ホープフルステークス(G1)、皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)、神戸新聞杯(G2)に次いで6勝目。また、先週のデアリングタクトに続き、2週連続での無敗の三冠馬誕生となり、史上初の出来事となった。

【全着順】 
1着 コントレイル 福永祐一
2着 アリストテレス C.ルメール
3着 サトノフラッグ 戸崎圭太
4着 ディープボンド 和田竜二
5着 ブラックホール 藤岡佑介
6着 ロバートソンキー 伊藤工真
7着 ヴェルトライゼンデ 池添謙一
8着 ヴァルコス 岩田康誠
9着 ガロアクリーク 川田将雅
10着 バビット 内田博幸
11着 マンオブスピリット M.デムーロ
12着 サトノインプレッサ 坂井瑠星
13着 ディアマンミノル 幸英明
14着 ターキッシュパレス 富田暁
15着 ダノングロワール 北村友一
16着 レクセランス 松山弘平
17着 ビターエンダー 津村明秀
18着 キメラヴェリテ 松若風馬