競馬ニュース 競馬ニュース

JBC20周年オンラインイベントが開催!今年は大井・門別2場開催

過去の記事

2020/10/19 20:45

 19日、YouTubeライブ「地方競馬チャンネル」で、JBC競走20周年を記念したオンラインイベントが生配信された。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から無観客、オンラインで実施された。

 イベントには吉田勝巳氏(ジャパンブリーダーズカップ協会会長)、御神本訓史騎手(大井競馬所属)、細江純子さん(ホースコラボレーター)など、豪華ゲストが登場。武豊騎手もVTR出演するなど、20年間の振り返りや、これからのJBCの将来像をパネルディスカッション形式でトークセッションが行われた。また、東京トゥインクルファンファーレによる「JBC オリジナルファンファーレ」も初披露された。

御神本訓史騎手(大井競馬所属)

 パネルディスカッションでは御神本訓史騎手がJBC競走の持論を展開。「スプリントなら地方競馬所属の馬でも紛れがある」と自らの見解を述べた。昨年、藤田菜七子騎乗のコパノキッキングを負かして勝利した、JBCスプリントの思い出を振り返る映像が流れると、「菜七子ちゃんに勝って欲しいなと思っていました(笑)」と会場の笑いを誘う一面も見せた。

JBC歴代優勝馬一覧

吉田勝巳氏(ジャパンブリーダーズカップ協会会長)

 2歳優駿新設についてトークテーマが映ると、吉田勝己氏は「本場のブリーダーズカップへ向けて、日本はそういうレベルの馬が生産出来る体制になっていますし、調教もそのくらいのことが出来るので、日本国内総体で、ダートの重賞レースを作って戴きたい」と、新しいダート重賞の新設を訴えた。

VTR出演した武豊騎手

 また、未来のJBCについてVTR出演した武豊騎手は「今年は2歳優駿も出来たということで、少しづつ色々なカテゴリーでのチャンピオン決定戦という形で行われていますが、長距離が良かったり、競馬場によって違いますが、まだまだありそうですよね」と更なるカテゴリーの拡充の可能性を語った。

 今年のJBCは11月3日(火)に開催され、門別競馬場で行われる2歳優駿(交流G3・2歳・ダ1800m)が新設される。大井競馬との同時開催で、新たなJBCの歴史がスタートする。

●11月3日(火)発走時刻
・JBCレディスクラシック(交流G1)大井8R 16時30分
・JBCスプリント(交流G1)大井9R 17時10分
・JBC2歳優駿(交流G3)門別9R 17時50分
・JBCクラシック(交流G1)大井10R 18時30分