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【毎日王冠】ルメール「完璧なレース」サリオスが古馬を圧倒

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2020/10/11 20:49

(C)スポニチ

 11日、東京競馬場で行われたG2・毎日王冠は、単勝1.3倍に支持されたサリオスが古馬を圧倒し重賞3勝目を飾った。春は皐月賞、日本ダービーで2着となり、この秋は毎日王冠から始動。菊花賞へ向かわず、天皇賞秋かマイルチャンピオンシップが予想される。

毎日王冠、勝利ジョッキーコメント
1着 サリオス
C.ルメール騎手
「気持ち良かったです。完璧なレースでしたし、馬がすごくいい競馬をしていました。とてもうれしく思います。いいスタートをしたのですぐ内田騎手の後ろのポジションをとることができました。それから馬がずっと冷静に走って息が入りました。このポジションで勝つ自信がありました。直線では馬のパワーを感じることができたので、坂までちょっと我慢して、ちょっとずつ加速しました。この馬場でまだちょっと緩かったので、ゴールまで集中しました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11日、東京競馬場で行われた11R・毎日王冠(G2・3歳上オープン・芝1800m)で1番人気、C.ルメール騎乗、サリオス(牡3・美浦・堀宣行)が快勝した。3馬身差の2着にダイワキャグニー(せん6・美浦・菊沢隆徳)、3着にサンレイポケット(牡5・栗東・高橋義忠)が入った。勝ちタイムは1:45.5(稍重)。

 2番人気で戸崎圭太騎乗、サトノインプレッサ(牡3・栗東・矢作芳人)は、10着敗退。

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圧倒的支持に応える

 単勝1.3倍、圧倒的人気に支持された3歳馬のサリオスが古馬を圧倒した。前半は57秒台のハイペースで進んだが、五分のスタートから隊列の4番手でスムーズにレースの流れに乗った。大きく縦長の展開となり、理想的なポジションで直線を迎えると、馬場の三分どころから抜群の手応えで抜け出しを図り、歴戦の古馬をあっさりと突き放して力の違いを示した。2番人気のサトノインプレッサはスタートで大きく出遅れて10着に敗れている。

サリオス 6戦4勝
(牡3・美浦・堀宣行)
父:ハーツクライ
母:サロミナ
母父:Lomitas
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 サリオス
2着 ダイワキャグニー
3着 サンレイポケット
4着 カデナ
5着 ザダル
6着 トーラスジェミニ
7着 コントラチェック
8着 ワンダープチュック
9着 アイスストーム
10着 サトノインプレッサ
11着 カイザーメランジェ