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【京都大賞典】川田「とても良い雰囲気」グローリーヴェイズが重賞3勝目

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2020/10/11 20:48

(C)スポニチ

 11日、京都競馬場で行われたG2・京都大賞典は、3番人気に支持されたグローリーヴェイズが勝利。得意の京都で重賞3勝目を飾った。1番人気のキセキは最後方からの競馬で追い込んだが2着に敗れた。

京都大賞典、勝利ジョッキーコメント
1着 グローリーヴェイズ
川田将雅騎手
「実績馬がこうやって復帰出来て何よりだなと思います。前回の宝塚記念がこの馬としてはあまりに走ることが出来ていなかったので、どういう形でああいう競馬になったのかを感じながらレースに向かおうとは思いました。状態面でも良くなっているとは聞きましたし、返し馬はやはり休み明けの雰囲気ではあったんですけど、馬そのものの良さを感じることが出来ましたし、宝塚記念からの時間を思えば良い状態でここに来れているんじゃないかなという感触は得ました。リズム良く競馬を組み立てて、この馬らしい走りが出来るようにということに重きを置いて道中はレースを組み立てたつもりなんですけど、とても良い雰囲気で走ってくれましたし、4コーナーの手応えも良かったですし、キセキが来ましたが、もちろん手応えは十分に残っていたのでこのまま押し切れるなという感触でした。元々大きなところで勝っている馬ですから、また改めてそういう立場としてそういう場所に向かっていければという思います。以前に比べお客さんの数は制限されていますけれども、本当にお客さんがいるということが当たり前の日常に戻って欲しいなと思いますし、こうやってお客さんのいる目の前で重賞を勝つことが出来て、こういう実力馬が復活してお客さんにとってもいい時間になってくれればという思いです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11日、京都競馬場で行われた11R・京都大賞典(G2・3歳上オープン・芝2400m)で3番人気、川田将雅騎乗、グローリーヴェイズ(牡5・美浦・尾関知人)が快勝した。3/4馬身差の2着に1番人気のキセキ(牡6・栗東・角居勝彦)、3着に2番人気のキングオブコージ(牡4・栗東・安田翔吾)が入った。勝ちタイムは2:25.6(稍重)。

2019年香港ヴァーズ以来のV

 3番人気に支持された川田将雅騎乗、グローリーヴェイズが秋初戦を制した。道中は中団やや前目で流れに乗り、勝負どころからも終始手応え良く進出。直線では馬場の真ん中からしぶとく伸び、ライバルを力強く振り切った。1番人気に支持されたキセキは最後方からの競馬で、直線大外から勢いよく追い込んだが2着までとなっている。

グローリーヴェイズ 12戦5勝
(牡5・美浦・尾関知人)
父:ディープインパクト
母:メジロツボネ
母父:スウェプトオーヴァーボード
馬主:シルクレーシング
生産者:レイクヴィラファーム

【全着順】
1着 グローリーヴェイズ
2着 キセキ
3着 キングオブコージ
4着 シルヴァンシャー
5着 ステイフーリッシュ
6着 パフォーマプロミス
7着 ダンビュライト
8着 アイスバブル
9着 バイオスパーク
10着 カセドラルベル
11着 リッジマン
12着 ノーブルマーズ
13着 ミスマンマミーア
14着 タイセイトレイル
15着 ドゥオーモ
16着 モンドインテロ
17着 アルバート