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【紫苑S】田辺「身も心も成長」マルターズディオサが重賞2勝目
2020/9/12 21:49
12日、中山競馬場で行われたG3・紫苑ステークスは、5番人気に支持されたマルターズディオサが重賞2勝目を飾った。昨年暮れの阪神ジュベナイルフィリーズでは2着の実績馬が貫禄の勝利で本番へ向かう。このレースの1着〜3着馬には秋華賞(10月18日・京都)への優先出走権が与えられる。
紫苑ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 マルターズディオサ
田辺裕信騎手
「(春は)ローテーション的にもちょっと苦しかったかなと思います。一生懸命走る馬で、敏感な馬で毎回その反動とかも来て、毎回万全だったかなというとそうでもない部分もありました。秋は仕切り直しで良い休みが取れて、身も心も成長してくれたと思います。元々線が細い馬で、プラス体重は良かったと思います。上積みを加えてG1に行けると思いますし、京都内回りはポジション取れる馬が有利だと思うので楽しみです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
12日、中山競馬場で行われた11R・紫苑ステークス(G3・3歳オープン・牝・芝2000m)で5番人気、田辺裕信騎乗、マルターズディオサ(牝3・美浦・手塚貴久)が快勝した。1.1/4馬身差の2着にパラスアテナ(牝3・美浦・高柳瑞樹)、3着にシーズンズギフト(牝3・美浦・黒岩陽一)が入った。勝ちタイムは2:02.1(稍重)。
1番人気で戸崎圭太騎乗、スカイグルーヴ(牝3・美浦・木村哲也)は9着、2番人気で和田竜二騎乗、ウインマイティー(牝3・栗東・五十嵐忠男)は6着敗退。
春は桜花賞、オークスに出走
5番人気に支持された田辺裕信騎乗、マルターズディオサが抜け出して重賞2勝目を飾った。阪神ジュベナイルフィリーズで2着の後、チューリップ賞を制して、春のクラシックでは桜花賞で8着、オークスで10着となっていた。ここでは実績上位で5番人気に甘んじていたが、終わってみれば
マルターズディオサ 8戦4勝
(牝3・美浦・手塚貴久)
父:キズナ
母:トップオブドーラ
母父:Grand Slam
馬主:藤田在子
生産者:天羽禮治
【全着順】
1着 マルターズディオサ
2着 パラスアテナ
3着 シーズンズギフト
4着 マジックキャッスル
5着 ミスニューヨーク
6着 ウインマイティー
7着 クロスセル
8着 スマートリアン
9着 スカイグルーヴ
10着 コトブキテティス
11着 ホウオウエミーズ
12着 ラヴユーライヴ
13着 ホウオウピースフル
14着 フェルマーテ
15着 レッドルレーヴ
16着 チェーンオブラブ
17着 ストリートピアノ
18着 ショウナンハレルヤ