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【大井・東京記念】佐藤裕調教師「1戦1戦大事に」レース後関係者コメント

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2020/9/10 06:01

(C)東京シティ競馬

 9日、大井競馬場で行われたS1・東京記念は、10歳馬のサウンドトゥルーが7馬身差の圧勝で勝利。4角先頭で後続を突き放す圧巻の走りを披露した。

東京記念、レース後コメント
1着 サウンドトゥルー
森泰斗騎手
「休み明けでしたが、リフレッシュできたのか、すごく身体の感じが良くてしっかり仕上げてくれたなと感じました。佐藤裕太調教師はじめ関係者の皆さんのおかげです。前半は急がせると良くないと思っていました。折り合いは完璧でこの馬にとっては理想的なレースの流れでうまくいきました。4コーナーまでは手応え抜群で正直もっと弾ける印象だったが、休み明けが影響してか、もたついた感じがしました。次はもっと良くなると思います。ただ、ここから先は我々の手腕と(馬の)年齢にかかわってくると思います」

勝利調教師インタビュー
佐藤裕太調教師
(今のお気持ちは)
いつも調教パートナーとして、サウンドトゥルーの調教をさせていただいておりますが、夏暑いときどうかなというイメージでしたが、リフレッシュ放牧から帰ってきたときの背中の感触から、この夏を乗り越えて、いい勝負できそうだなという手ごたえでしたので、サウンドトゥルーの力には感謝しております。

(レースはどのようにご覧になりましたか)
調子がいいのはわかっていたので、一番熟知している森騎手に任せて、良いポジションにいましたし、勝つときってこんなに綺麗にはまるものだなというような最高の騎乗でした。安心して見ていられました。

(10歳ですがまだまだ期待できそうですね)
1戦1戦ファンのみなさまの期待に応えられるように仕上げて、1戦1戦大事に送り出していきます。

(今後は)
まだ先は決めていませんが、馬と相談して、次走を決めていきたいと思います。

(ファンの皆様へ)
サウンドトゥルーはファンがたくさんいるので、その期待に応えられて、サウンドトゥルーも喜んでいると思いますし、本当にファンのみなさまには感謝しております。たくさんのご声援ありがとうございました。

2着 サブノクロヒョウ
西啓太騎手
「展開、位置はレース前に(阪本)先生と話していたとおり理想的でした。向正面スタートもよく、力のあるところは見せられたと思います。やはり距離は長いほうがいいです」

3着 リンゾウチャネル
繁田健一騎手
「ポケットには入れればよかったですが道中ずっと並ぶ形で引っかかっていました。距離も少し長かったです」

4着 サーヒューストン
藤本現暉騎手
「距離が長いかと思っていましたが、道中フワフワ走っていたのがかえって良かったです。勝負どころではしっかりハミを取りましたし、よく頑張ってくれました」

5着 バンズーム
岡村健司騎手
「右回りの長距離は向いていると思いますし、間隔があいていたのもよかったです。相手なりに走れますし、よく頑張ってくれたと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 9日、大井競馬場で行われた11R・東京記念(S1・3歳上・ダ2400m)で3番人気、森泰斗騎乗、サウンドトゥルー(せん10・船橋・佐藤裕太)が快勝した。7馬身差の2着にサブノクロヒョウ(牡7・大井・阪本一栄)、3着にリンゾウチャネル(牡4・船橋・矢野義幸)が入った。勝ちタイムは2:33.8(稍重)。

 1番人気で矢野貴之騎乗、ホーリーブレイズ(牡6・大井・福永敏)は7着、2番人気で御神本訓史騎乗、ストライクイーグル(牡7・大井・藤田輝信)は11着敗退。

【大井・東京記念】森泰斗「理想的なレースの流れ」サウンドトゥルーが圧勝!

10歳にしても末脚健在

(C)東京シティ競馬

 3番人気に支持された森泰斗騎乗、サウンドトゥルーが2着に7馬身差をつけて重賞制覇を飾った。道中は後方集団からじっくり行く展開となったが、向こう正面からグングンと上がっていき勝負どころへ。抜群の手応えで直線の入り口に差し掛かると早め先頭に立ち、そのまま後続を突き放してゴールした。10歳にしてもなお衰え知らずで力の違いを見せつけた。

サウンドトゥルー 64戦13勝
(せん10・船橋・佐藤裕太)
父:フレンチデピュティ
母:キョウエイトルース
母父:フジキセキ
馬主:山田弘
生産者:岡田スタッド

【全着順】
1着 サウンドトゥルー
2着 サブノクロヒョウ
3着 リンゾウチャネル
4着 サーヒューストン
5着 バンズーム
6着 ワンフォーオール
7着 ホーリーブレイズ
8着 ジョースターライト
9着 トーセンブル
10着 ニーマルサンデー
11着 ストライクイーグル
12着 チェスナットコート
13着 カンムル
14着 キャッスルクラウン
15着 ハセノパイロ