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【新潟記念】福永「伸び代に溢れた馬」ブラヴァスが重賞初制覇

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2020/9/6 21:41

 6日、新潟競馬場で行われたG3・新潟記念は、2番人気に支持されたブラヴァスが大外からゴール前の混戦を制して見事に差し切った。この勝利で同馬は重賞初制覇で、母は2014年のヴィクトリアマイルを制したヴィルシーナ。

新潟記念、勝利ジョッキーコメント
1着 ブラヴァス
福永祐一騎手
「最後までわからなかったんですが、引き上げてくる時に自分の馬番が1着のところに書いていたので勝てて良かったなと思います。五分のスタートでしたが思っていたよりも先行を主張する馬がいたのでちょうど良いなと思って、(ペースが)遅かったら2、3番手の競馬も考えてはいましたが、いい形で3コーナーに入れたなと思いました。手応えは良かったのですが、まだ体が噛み合っていないというか、前と後ろがバラバラで走る馬なので正直乗っていて気持ちの良い感じではなかったのですが、それでも伸びてくれたので、なんとかかわして欲しいなと思って乗っていました。道中の走りも追ってからも噛み合っていない走りをしているのですが、その中で重賞を勝つことが出来たので、年齢と共に解消されていくと思いますし、まだまだ伸び代に溢れた馬だと思いますので、先々も楽しみです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 6日、新潟競馬場で行われた11R・新潟記念(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝2000m)で2番人気、福永祐一騎乗、ブラヴァス(牡4・栗東・友道康夫)が快勝した。アタマ差の2着にジナンボー(牡5・美浦・堀宣行)、3着にサンレイポケット(牡5・栗東・高橋義忠)が入った。勝ちタイムは1:59.9(良)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、ワーケア(牡3・美浦・手塚貴久)は、10着敗退。

外ラチを豪快に伸びる

 2番人気に支持された福永祐一騎乗、ブラヴァスが大外を伸びて差し切り、嬉しい重賞初制覇を飾った。18頭が大きく外ラチへ向かって広がっていき、激しい追い比べを展開したが、横一線で広がったゴール前で僅かアタマ差突き抜けた。ブラヴァスは父キングカメハメハ、母はヴィルシーナの良血。馬主は佐々木主浩氏。

ブラヴァス 12戦5勝
(牡4・栗東・友道康夫)
父:キングカメハメハ
母:ヴィルシーナ
母父:ディープインパクト
馬主:佐々木主浩
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ブラヴァス
2着 ジナンボー
3着 サンレイポケット
4着 サトノガーネット
5着 サトノダムゼル
6着 カデナ
7着 ピースワンパラディ
8着 ウインガナドル
9着 ゴールドギア
10着 ワーケア
11着 リープフラウミルヒ
12着 アイスストーム
13着 サトノクロニクル
14着 アールスター
15着 インビジブルレイズ
16着 アイスバブル
17着 メートルダール
18着 プレシャスブルー