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【エルムS】ルメール「彼の能力を見せてくれた」タイムフライヤーがダート重賞V

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2020/8/9 22:06

 9日、札幌競馬場で行われたG3・エルムステークスは、1番人気に支持されたタイムフライヤーが完勝。同馬は2017年のホープフルステークスを勝利しており、この勝利で芝、ダート重賞制覇を成し遂げた。

エルムステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 タイムフライヤー
C.ルメール騎手
「今日も勝つ自信はありました。馬の状態はちょうど良かったです。追い切りで良い脚を使いましたし、返し馬ですごく良い感じだったので、良い競馬が出来たと思います。レースは最高でした。良いポジションを取ることが出来ましたし、馬がリラックス出来ました。これから絶対良い結果を出すこと出来ると思います。この馬がとても好きで、良いリレーションがあります。特に前回は道中ですごく良い感じだった。絶対ダートで重賞を勝てると思いました。今日は彼の能力を見せてくれました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 9日、札幌競馬場で行われた11R・エルムステークス(G3・3歳上オープン・ダ1700m)で1番人気、C.ルメール騎乗、タイムフライヤー(牡5・栗東・松田国英)が快勝した。2馬身差の2着に2番人気のウェスタールンド(せん8・栗東・佐々木晶三)、3着にアナザートゥルース(せん6・美浦・高木登)が入った。勝ちタイムは1:43.4(良)。

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芝、ダートで重賞勝ち

 1番人気に支持されたルメール騎乗のタイムフライヤーがダート重賞初制覇を飾った。外枠からの発走となったが、スムーズに流れに乗り中団外めでポジションをキープした。終始外を回る展開となるも、勝負どころでは手応え抜群で進出。直線の攻防では外から来たウェスタールンドの追撃を振り切ってゴールした。同馬は2017年のホープフルステークスで芝G1制覇の後、2019年8月からダートへ転向。前走のマリーンステークスでダート初勝利を飾ると、そのままの勢いでダートタイトルも獲得した。

タイムフライヤー 20戦5勝
(牡5・栗東・松田国英)
父:ハーツクライ
母:タイムトラベリング
母父:ブライアンズタイム
馬主:サンデーレーシング
生産者:社台コーポレーション白老ファーム

【全着順】
1着 タイムフライヤー
2着 ウェスタールンド
3着 アナザートゥルース
4着 ハイランドピーク
5着 ワンダーリーデル
6着 アルクトス
7着 エアスピネル
8着 ワイルドカード
9着 アディラート
10着 リアンヴェリテ
11着 ロードゴラッソ
12着 バスカヴィル
13着 サトノティターン
14着 ヒラボクラターシュ