2日、盛岡競馬場で行われた11R・せきれい賞（M2・ベストウォーリア賞・3歳上オープン・芝2400m）で2番人気、鈴木祐騎乗、アップクォーク（せん7・兵庫・新井隆太）が快勝した。6馬身差の2着に1番人気のロードヴァンドール（牡7・川崎・佐々木仁）、3着にエイシンレーザー（牡5・兵庫・新子雅司）が入った。勝ちタイムは2:29.9（良）。

【盛岡・ハヤテスプリント】1番人気に推された岩手・エイシンハルニレ号が優勝

　全国から遠征馬6頭を迎えて行われたせきれい賞は2番人気の兵庫競馬所属アップクォーク号が優勝。このレースのタイトルを初めて西日本にもたらしました。

■勝利騎手コメント 鈴木祐騎手
「折り合いをつけながら先行してほしいという指示だったのですが、思った以上にペースが落ち着いてしまってかかり気味になってしまいました。本命馬と直線ヨーイドンの形になったら太刀打ちできない可能性もあると思って、少し早めに仕掛けて一気にまくってしまおう・・・というところまでは考えていました。本命馬が逃げる形になったので狙い通りの位置につけることができましたし、ペースも落ち着いたので少々早めに動いても最後まで保ってくれるとは思いましたが、それ以上によく伸びてくれて、最後までいい感じで走ってくれました。遠征馬を任せてもらって勝てるのはやっぱり良いですしありがたいです。今年はここまで恵まれている感じで、良い馬にたくさん乗せてもらえて自分的にも良い経験ができていると思っています」

■勝利調教師補佐コメント 入垣大輔調教師補佐
「まず馬主さんに感謝しています。そしてこちらでは櫻田康二厩舎の皆さんにお手伝いしていただいて、皆さんのサポートのおかげで勝たせていただきました」

アップクォーク　23戦6勝
（せん7・兵庫・新井隆太）
父：ベーカバド
母：フェルミオン
母父：アグネスタキオン
馬主：山口正行
生産者：ノーザンファーム

【全着順】
1着　アップクォーク
2着　ロードヴァンドール
3着　エイシンレーザー
4着　ブラックバゴ
5着　マツリダレーベン
6着　キャッスルクラウン
7着　トーセンギムレット
8着　コスモリョウゲツ
9着　サンエイゴールド
10着　ダイワリベラル
11着　ルーモス
12着　スタークニナガ
13着　エスティーム