アッという間に函館競馬が最終週を迎えました。コロナ禍の自粛ムードから私はこの夏、一度も函館の地を踏んでいませんが、一任したスタッフの活躍は頼もしい限り。綿密にやりとりしており「また、勝ってたな」「勝ってました」のやりとりは気づかないうちにも常套句になっていたのかもしれません。というのも、毎週のように担当馬が6、7勝もしているのだから函館に派遣したスタッフには頭が下がります。今週も函館2歳ステークスには新馬戦で圧巻のレコードタイムを樹立したモンファボリと、モーリス産駒で初勝利も話題になったカイザーノヴァの大駒2枚。これにレディステディゴーを加えた3頭が西内装蹄所の担当馬なので期待に応えてくれるでしょう。また、函館記念はミスマンマミーアとアドマイヤジャスタがハンデ戦の妙に乗じての浮上も。中京記念はケイアイノーテックの復活を祈っています。

　さて、来週から関西圏の競馬がお休み。こんなことは初めて。東京オリンピックに備えた番組で、来年に延期になったとはいえ、仕方がないこと。新潟と札幌しか開催されないので関西所属の装蹄師はヒマになりそうですね…。装蹄頭数が少なくなれば、その分の収入が減少するのです。