豪雨被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。そんな中、北海道だけは梅雨がなく、この時期になるとうらやましくなります。そういえば北海道のほとんどの一軒家に雨どいがないのはご存じでしょうか。梅雨がないことと無関係ではないのか、それとも雪がとどまるのを防ぐ意味なのか…。理由は定かではありませんが雨どいがないと、さだまさしの歌にあるように雨宿りができないほどしぶきがかかるのです。なぞ、そんなことを知っているか、というと装蹄師は軒下で仕事をすることが多い仕事だからです。

　草木も茂るこの時期は若馬の成長も著しく変化し、装蹄では肢勢の変化や支軸の矯正が大事な時でもあります。頻繁に北海道の牧場でチェックや装蹄・削蹄をしたいのですが、コロナ禍のご時世では例年のように毎週のようにはいけません。週末に自宅にいることが多くなったことで今は20分ほどでいける西国第十番札所の三室戸寺や、歴史的建造物の寺田屋、少し足を延ばして伏見稲荷大社などの名所を訪れたりしています。

　プロキオンステークスは質量ともに豊富な陣容でサンライズノヴァ、スマートダンディー、スマートアヴァロン、ダノンフェイス、カフジテイクの5頭。