無観客の競馬が続いていますが、今は私たちも開催時の当番以外は競馬場に行くことは自粛中です。当番、とは厩舎地区・装鞍所、パドック、スタート時点で蹄鉄にアクシデントが生じた時に対処するために配置されており、主にどの装蹄所も若手スタッフを送り出しています。従って私が当番を務めたのは30年も前のこと。大観衆が押し寄せていたので、発走地点にいても蹄音がかき消されるほどでしたが、勝負どころでジョッキーが発する声は聞こえたものです。無観客の今ならもっと鮮明に聞こえるでしょう。無観客競馬がもたらす功罪はさまざまにあるでしょうが、馬がイレこまないのはイイこと。イレ込んで自滅しやすいタイプが、無観客に伴いレースに集中して白星を挙げた馬は相当数いるハズです。

　さて、残り少なくなってきた函館競馬。函館市はコロナ感染者がゼロ人、だとか。個人的には定額給付金の10万円を元手に函館のなじみの店で銀ダラ・イカ刺し定食を食べる小旅行を計画していましたが、まだ振り込まれていないのであきらめました。と、いうかアッチコッチへいかないのが国の指針です。

　CBC賞。おそらく新聞や専門誌の各紙む無印でしょうが、8歳馬のダイシンバルカンは装蹄が好感触。複勝圏内なら…あって不思議でないと思うので少しは頭に入れておいてください。