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【宝塚記念】武豊「勝ちパターンの競馬」キセキを2着に導く

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2020/6/28 22:13

 武豊騎手の手綱に導かれ、久々にこの馬らしい走りを見せて、昨年のこのレースに続いて再び2着に飛び込んだ。心配されたゲートも五分に出て後方で折り合い良く脚を溜めると、勝負どころでは先行各馬を飲み込む勢いで外から進出。惜しくも2着に敗れたが、先に抜け出したクロノジェネシスを目掛けって懸命に食い下がった。

2着 キセキ
武豊騎手
「折り合いがついて、道中は良い感じで運べました。勝ちパターンの競馬でしたが勝ち馬が強かったです。久々にこの馬らしい競馬が出来ましたし、距離はこれぐらいが良いと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 28日、阪神競馬場で行われた11R・宝塚記念(G1・3歳上オープン・芝2200m)で2番人気、北村友一騎乗、クロノジェネシス(牝4・栗東・斉藤崇史)が快勝した。6馬身差の2着にキセキ(牡6・栗東・角居勝彦)、3着にモズベッロ(牡4・栗東・森田直行)が入った。勝ちタイムは2:13.5(稍重)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、サートゥルナーリア(牡4・栗東・角居勝彦)は、4着敗退。

【宝塚記念】北村友「クロノジェネシスを褒めてあげて欲しい」6馬身差の圧勝

サートゥルナーリアは4着敗退

 G1馬8頭が出走した豪華な上半期のグランプリは、クロノジェネシスが圧倒的な走りを見せた。スタートから先行各馬を見ながら中団やや前めの位置をキープ。得意の道悪で終始行きっぷりも抜群。3、4コーナー中間から一気に押し上げていき、強気の競馬でポジションを上げていくと、抜群の手応えで直線では完全な独走態勢になった。後方から迫った武豊騎乗のキセキとの一騎打ちになるかとも思われたが、グングン突き放して終わってみれば6馬身差の圧勝でライバルを蹴散らした。

クロノジェネシス 11戦6勝
(牝4・栗東・斉藤崇史)
父:バゴ
母:クロノロジスト
母父:クロフネ
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 クロノジェネシス
2着 キセキ
3着 モズベッロ
4着 サートゥルナーリア
5着 メイショウテンゲン
6着 ラッキーライラック
7着 トーセンスーリヤ
8着 トーセンカンビーナ
9着 ダンビュライト
10着 レッドジェニアル
11着 スティッフェリオ
12着 カデナ
13着 ワグネリアン
14着 アドマイヤアルバ
15着 ペルシアンナイト
16着 ブラストワンピース
17着 グローリーヴェイズ
18着 アフリカンゴールド