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【水沢・みちのく大賞典】岩手伝統の一戦・みちのく大賞典はランガディアが制す!

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2020/6/22 06:10

(C)岩手県競馬組合

 21日、水沢競馬場で行われた11R・みちのく大賞典(M1・3歳上オープン・ダ2000m)で1番人気、鈴木祐騎乗、ランガディア(牡6・岩手・板垣吉則)が快勝した。2.1/2馬身差の2着にセンティグレード(牡9・岩手・千葉幸喜)、3着に2番人気のエンパイアペガサス(牡7・岩手・佐藤祐司)が入った。勝ちタイムは2:13.0(良)。

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 岩手競馬の伝統の一戦でありシーズン前半の古馬の総決算、そして有力馬が真っ向からぶつかりあった「一條記念みちのく大賞典」は1番人気に支持されたランガディア号が優勝。転入後3戦3勝、それも重賞競走3連勝で岩手の古馬の頂点に立った。

■勝利騎手コメント 鈴木祐騎手
「レースのペースは確かに遅すぎるなとは感じていたのですが、相手はエンパイアペガサスだと思っていましたから、その動きを見ながら、相手がどこで動くのかだけを意識していました。向こう正面でエンパイアペガサスに競って来られたんですけれど、こちらにも手応えがあって、仕掛ければまだギアチェンジできるなと感じていたので、その辺は心を落ち着かせてレースに集中していました。ランガディアは乗り手の指示を素直に聞いてくれる、強くて乗りやすい馬です。距離は2000mでも大丈夫ですが、今日くらい行きたがるのならマイルでも戦えるのでは。レースの前は“大丈夫、勝てる!”とずっと自分に言い聞かせていました。このレースを勝ってとても嬉しい気持ちと、ホッとした気持ちとでいっぱいです」

■勝利調教師コメント 板垣吉則調教師
「少頭数でしたし前に行く馬も限られていたのでこういう展開になるだろうとは思っていましたが、向こう正面に入って一気にエンパイアペガサスからプレッシャーをかけられても、それを凌いでくれたので、やはり力がある馬だなと再確認しました。転入当初はダートは半信半疑でしたが、それにしても頑張ってくれる馬です。(2013年以来のみちのく大賞典制覇は)伝統あるレースですから、何回勝っても嬉しいものですね。今後に関しては、シアンモア記念からここ一本に集中して挑みましたし、オーナーと相談してどういう路線に進むか考えていきたいと思っています」

ランガディア 17戦8勝
(牡6・岩手・板垣吉則)
父:キングカメハメハ
母:マリーシャンタル
母父:サンデーサイレンス
馬主:蓑島竜一
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ランガディア
2着 センティグレード
3着 エンパイアペガサス
4着 ヤマショウブラック
5着 パンプキンズ
6着 サンエイゴールド