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【鳴尾記念】福永「馬が頑張った」パフォーマプロミスが長期休養明けを制する
2020/6/6 21:55
6日、阪神競馬場で行われたG3・鳴尾記念は、10番人気に支持されたパフォーマプロミスがゴール前の大接戦を制した。昨年の天皇賞春以来、約1年ぶりの出走だったが、休養明けも関係なく力を発揮した。
鳴尾記念、勝利ジョッキーコメント
1着 パフォーマプロミス
福永祐一騎手
「頑張りましたね。1年も空いていたのでまずは無事にとは思っていたんですけど、最後ああいうところまで来てくれたので一生懸命鼓舞しました。よく応えてくれたと思います。スタートも良かったですし、ペースもそんなに速くなかったので良い枠が当たっていたのでロス無く行こうとは思っていました。良い形で出せましたので、ただやっぱりラヴズオンリーユーを中々交わせなかったので、正直ゴールした時も分が悪いと思っていたくらいでした。ちょうどタイミング良くゴールの瞬間前に出ていたので、そこは本当に運もあると思いますけど、そこまで馬が頑張ったのでそういった運も引き寄せられたんじゃないかなと思います。怪我が多い馬でまだ数多くも使われていないので、こうやって1年ぶりでも勝ってくれましたし、改めて能力、力のあるところを見せてくれたので、まずは無事に行ってくれれば、G1の舞台でも上位に来ている馬ですからね。正直今日はそこまで自信無かったんですけど、良い競馬出来ましたし、明日も良い波に乗っていきたいなと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
6日、阪神競馬場で行われた11R・鳴尾記念(G3・3歳上オープン・芝2000m)で10番人気、福永祐一騎乗、パフォーマプロミス(牡8・栗東・藤原英昭)が快勝した。ハナ差の2着に1番人気のラヴズオンリーユー(牝4・栗東・矢作芳人)、3着にレッドジェニアル(牡4・栗東・高橋義忠)が入った。勝ちタイムは2:00.1(良)。
2番人気で武豊騎乗、サトノルークス(牡4・栗東・池江泰寿)は、8着敗退。
約1年ぶりの出走
昨年の天皇賞春以来、約1年の休養を経たパフォーマプロミスがゴール前で力強く抜け出した。8歳になっても能力は健在という走りで、ゴール前の大接戦では54キロ、オークス馬のラヴズオンリーユーと首の上げ下げとなり、僅かに前へ出て際どく凌ぎ切った。
パフォーマプロミス 19戦8勝
(牡8・栗東・藤原英昭)
父:ステイゴールド
母:アイルビーバウンド
母父:タニノギムレット
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 パフォーマプロミス
2着 ラヴズオンリーユー
3着 レッドジェニアル
4着 サイモンラムセス
5着 レッドガラン
6着 アドマイヤジャスタ
7着 トリコロールブルー
8着 サトノルークス
9着 サトノフェイバー
10着 エアウィンザー
11着 ドミナートゥス
12着 ジェシー
13着 テリトーリアル
14着 アメリカズカップ
15着 キメラヴェリテ
16着 ブラックスピネル