6月になって関西圏は平常を取り戻しつつありますが、気の緩みは禁物です。来週から開幕の北海道シリーズに備えて、昨日はスタッフを函館競馬場に送り出す前に、羽目を外さなぬよう小言を述べておきました。イイ大人に対して門限や、飲食について指示する自分自身に噴き出しそうになりますが、競馬を続けさせてもらう以上、守るべきルールだと思うので真面目な顔で伝えましたよ。北海道は特に札幌に新型コロナウイルスの感染者が止まらない状況。私も牧場回りで行く札幌出張の予定を1週間ほどズラす予定です。

　さて、このところ夏日が続いています。装蹄中のマスクは息苦しく呼吸困難にもなりかねないので、屋外だけ外すことにしたのですが、すると今まで思いもしなかったことに気づいたのです。空気はこんなにおいしかったのか！？改めてありがたみを感じました。

　日本ダービーが終わると早くも2歳新馬戦が始まります。今年は強い2冠馬が誕生しましたが、過去を振り返ればミスターシービーの翌年に皇帝シンボリルドルフが出現しています。そんなことが起きるかも…と夢を抱きつつ来年のダービーに向けて、新たな一年がスタートです。

　安田記念の担当馬はケイアイノーテック。相手が強いので強気になれませんが、復調ムードなのは間違いないです。