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【東京ダービー】的場文「ダービーは勝てないようになっているのかなぁ」レース後ジョッキーコメント

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2020/6/4 06:30

(C)Yushi Machida

 3日、大井競馬場で行われた第66回東京ダービー(3歳・S1・ダ2000m)は、9番人気の伏兵、エメリミットがゴール前抜け出し快勝。人馬共に嬉しい重賞初制覇となった。このレースの1、2着馬にはジャパンダートダービー(7月8日・大井)への出走権が与えられる。

東京ダービー、レース後ジョッキーコメント
1着 エメリミット
山口達弥騎手
「出たなりで前にと思っていた。最後は差されそうだったが、道中は自分のペ ースでリラックスして走れていたので伸びると思っていた。ここが、自分にとって初重賞制覇となったのは、たまたま。まだ、ダービージョッキーになったという実感は、まだないですね」

林正人調教師
「ダービーは毎年出したいと思っても、なかなか出せないこともあるレース。それを、2度勝てたのはうれしい。直線は早くゴールがこないか なと思いましたね。次走は馬の状態を見て、オーナーとします」

2着 マンガン
町田直希騎手
「最後は併せる形になったけど、勝ち馬とは地力の差があっ たようで、一度も前へ出られなかった。それでも力は出し切れたと思う

3着 ティーズダンク
笹川翼騎手
「うまく展開が向いて、内から伸びかけたけど、最後はジリっぽくなった。1、2着馬とは切れ味の差。それでも上手に競馬をしてくれた」

4着 ブリッグオドーン
水野翔騎手
「パドックから返し馬まで、ずっと気の悪さを出していたのが影響したと思う」

山崎誠「羽田盃とは走りが違った」

(C)東京シティ競馬

5着 ゴールドホイヤー
山崎誠士騎手
「馬体に余裕があったためか、スタートから終始も たついていて、反応も鈍かった。羽田盃とは走りが違った」

8着 モンゲートラオ
的場文男騎手
「最後のダービーだと思って臨んだが、初めて乗った前回では気がつかなかったズルさを出した。ダービーは勝てないようになっているのかなぁ」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3日、大井競馬場で行われた11R・東京ダービー(S1・3歳オープン・ダ2000m)で9番人気、山口達弥騎乗、エメリミット(牡3・船橋・林正人)が快勝した。クビ差の2着にマンガン(牡3・川崎・田島寿一)、3着にティーズダンク(牡3・浦和・水野貴史)が入った。勝ちタイムは2:06.9(良)。

 1番人気で山崎誠士騎乗、ゴールドホイヤー(牡3・川崎・岩本洋)は5着、2番人気で矢野貴之騎乗、コバルトウィング(牡3・大井・藤田輝信)は6着敗退。なお、1番リヴェールブリス、16番ブラヴールは競走除外となっている。

シンボリクリスエス産駒

(C)東京シティ競馬

 9番人気に支持された山口達弥騎乗のエメリミットが直線の攻防を制して見事ダービーを制した。道中は4番手付近を追走し、勝負どころでじわじわと追い出しを開始。道中のリラックスした走りでしっかりと脚を溜めて直線で弾けた。ゴール前、2着のマンガンとの激しい攻防をクビ差制して、この勝利が人馬ともに嬉しい重賞初制覇となった。

エメリミット 12戦6勝
(牡3・船橋・林正人)
父:シンボリクリスエス
母:プーカ
母父:キングカメハメハ
馬主:太盛
生産者:飯岡牧場

【全着順】
1着 エメリミット
2着 マンガン
3着 ティーズダンク
4着 ブリッグオドーン
5着 ゴールドホイヤー
6着 コバルトウィング
7着 デスティネ
8着 モンゲートラオ
9着 アマルインジャズ
10着 ファルコンウィング
11着 チョウライリン
12着 ウタマロ
13着 マンジュシャカ
14着 ボンモマン

(競走除外)
リヴェールブリス
ブラヴール