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【葵S】藤岡佑「普通なら止まるペース」ビアンフェが逃げ切りV!

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2020/5/30 21:49

(C)スポニチ

 30日、京都競馬場で行われた重賞、葵ステークスは、1番人気に支持されたビアンフェがハイペースにも止まることなく後続を振り切って逃げ切りを決めた。

葵ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ビアンフェ
藤岡佑介騎手
「先生とも戦前は控えるかたちでもという話はしていたんですけど、もうゲートの出が今までで一番ぐらい出ましたし、もうそうなるとスピードが圧倒的に速い馬なので、逆らわずという感じで。馬場も良い馬場でしたし行けました。かなり速いペースで行っているので、普通なら絶対に止まってしまうようなペースだとは思うんですけど、そこで最後もう一踏ん張り出来るのがこの馬の強さというか、スピードと兼ね備えている部分なので存分に発揮してくれたと思います。元々1200mがベストだろうという話は皆さんしていたんですけど、1400m・1600m使った経験というのも生きてきていると思いますし、身体もどんどん大きくなっているので、これから更に上の舞台を目指して成長してくれればいいなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 30日、京都競馬場で行われた11R・葵ステークス(重賞・3歳オープン・芝1200m)で1番人気、藤岡佑介騎乗、ビアンフェ(牡3・栗東・中竹和也)が快勝した。クビ差の2着にレジェーロ(牝3・栗東・西村真幸)、3着にワンスカイ(牡3・美浦・斎藤誠)が入った。勝ちタイムは1:08.1(良)。

 2番人気で松若風馬騎乗、ビップウインク(牝3・栗東・清水久詞)は、9着敗退。

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キズナ産駒

 1番人気に支持されたビアンフェが逃げ切りで見事に人気に応えた。スタートから軽快なラップで飛ばしていき先手を奪うと、直線でも止まることなくしぶとく粘り込み、後方から追い上げたレジェーロの追撃をクビ差凌ぎきった。同馬はこの勝利で昨年の函館2歳ステークス以来、重賞2勝目。

ビアンフェ 7戦3勝
(牡3・栗東・中竹和也)
父:キズナ
母:ルシュクル
母父:サクラバクシンオー
馬主:前田幸貴
生産者:ノースヒルズ

【全着順】
1着 ビアンフェ
2着 レジェーロ
3着 ワンスカイ
4着 ケープコッド
5着 サヴァイヴ
6着 アルムブラスト
7着 トロワマルス
8着 マイネルグリット
9着 ビップウインク
10着 デンタルバルーン
11着 エレナアヴァンティ
12着 ゼンノジャスタ
13着 ニシノストーム
14着 エグレムニ
15着 グリンデルヴァルト
16着 カバジェーロ