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【ヴィクトリアマイル】デムーロ「ゴチャついた」レース後ジョッキーコメント
2020/5/18 06:18
17日、東京競馬場で行われたG1・ヴィクトリアマイルは、断然の1番人気に支持されたアーモンドアイが他馬を圧倒。流すような走りで4馬身差の完勝だった。この勝利で歴代最多タイの芝G1・7勝目を飾り、記録更新に期待がかかる。
ヴィクトリアマイル、レース後ジョッキーコメント
1着 アーモンドアイ
C.ルメール騎手
「めちゃくちゃ強かったです。安心しました。今日はパドックからスタートまで凄くいい感じだった。大人になりました。道中もとても乗りやすかったし、リラックス出来たし、パワフルなストライドを使いました。今日は凄く良いスタートでしたので、良いポジションを取れました。松山騎手の後ろで良いポジションでした。外からのプレッシャーもなかったし、マイペースで走れました。これから負けないですね。アーモンドアイはレジェンドホースです。彼女の人生はまだ終わってないので、またG1を勝つことが出来ると思います。アーモンドアイは特別な馬です。そして三浦騎手に感謝したいです。僕はコロナウイルスで美浦に行けなかったので、彼が調教に乗ってくれて良い仕事をしてくれました」
2着 サウンドキアラ
松山弘平騎手
「スタートは良かったです。立ち回りの上手な馬で、大外枠も関係なくこなしてくれました。ポジションも取れて、思い描いた競馬が出来ました。相手は強かったのですが、この馬も力をつけています」
3着 ノームコア
横山典弘騎手
「馬の状態は変わらなかったです。もう少しゲートを出てくれれて、思い通りのレースが出来れば2着はあったと思います」
4着 トロワゼトワル
三浦皇成騎手
「前で運ぶつもりでしたし、スムーズに運べました。最後までよく頑張ってくれました」
7着 ラヴズオンリーユー
M.デムーロ騎手
「スタートは出ましたが、ちょっとゴチャついてしまいました。直線ではスペースもありませんでした」
レーン「パンパンの馬場を気にして…」
8着 プリモシーン
D.レーン騎手
「ペースが速くてポジションが後ろなってしまいました。パンパンの馬場を気にしていたし、クッションある馬場の方が良かったです」
14着 コントラチェック
武豊騎手
「タメが利かない走りで、マイルは忙しいかもしれません」
レース結果、詳細は下記のとおり。
17日、東京競馬場で行われた11R・ヴィクトリアマイル(G1・4歳上オープン・牝・芝1600m)で1番人気、C.ルメール騎乗、アーモンドアイ(牝5・美浦・国枝栄)が快勝した。4馬身差の2着にサウンドキアラ(牝3・栗東・安達昭夫)、3着にノームコア(牝5・美浦・萩原清)が入った。勝ちタイムは1:30.6(良)。
2番人気でD.レーン騎乗、プリモシーン(牝5・美浦・木村哲也)は、8着敗退。なお、8番ディメンシオンと9番セラピアは出走取消となっている。
断然の支持に応える
アーモンドアイがレベルの違いを見せ、圧倒的な強さで芝G1・7勝目を決めた。好スタートを決めて、5番手付近で無理なく流れに乗ると終始抜群の手応えで追走。好位から危なげない走りを見せ、直線では1頭他馬とは手応えが違い外目から進出。馬なりであっという間に先頭に立ちラストは流すように4馬身差でゴール、次元の違う走りを見せた。この勝利で歴代最多タイの芝G1・7勝目を決め、今年もまだまだG1勝利を重ねていきそうだ。鞍上のルメール騎手は「めちゃくちゃ強かった。アーモンドアイはレジェンドホース」と同馬の走りを絶賛した。
アーモンドアイ 12戦9勝
(牝5・美浦・国枝栄)
父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ
母父:サンデーサイレンス
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 アーモンドアイ
2着 サウンドキアラ
3着 ノームコア
4着 トロワゼトワル
5着 ダノンファンタジー
6着 シゲルピンクダイヤ
7着 ラヴズオンリーユー
8着 プリモシーン
9着 ビーチサンバ
10着 シャドウディーヴァ
11着 アルーシャ
12着 トーセンブレス
13着 サトノガーネット
14着 コントラチェック
15着 スカーレットカラー
16着 メジェールスー
(出走取消)
ディメンシオン
セラピア