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【水沢・シアンモア記念】壮絶な叩き合いの末、ランガディアがエンパイアペガサスをハナ差退けて優勝!
2020/5/11 06:02
10日、水沢競馬場で行われた11R・シアンモア記念(M1・ディスクリートキャット賞・3歳上オープン・ダ1600m)で1番人気、鈴木佑騎乗、ランガディア(牡6・岩手・板垣吉則)が快勝した。ハナ差の2着に2番人気のエンパイアペガサス(牡7・岩手・佐藤祐司)、3着にヤマショウブラック(牡4・岩手・小林俊彦)が入った。勝ちタイムは1:43.0(良)。
ランガディアは赤松杯に続いて重賞競走連勝を達成した。また優勝したランガディアを管理する板垣吉則調教師はこれが地方競馬通算700勝の節目の勝利ともなった。
■勝利騎手コメント 鈴木祐騎手
「赤松杯を使った分、その時よりもスタートが良くて、いい位置に付けることができました。イメージとしては前走と同じ様に、ただ馬の力を100%しっかり引き出せるようにしようと思っていました。3コーナーあたりでエンパイアペガサスが迫ってきた時は、向こうの手応えが良くて、これは直線に向いたら一気に交わされるんじゃないかと思うくらい。でも自分の馬も仕掛けたら手応えよく伸びてくれて。叩き合いの間はちょっとヒヤヒヤしましたが良く頑張ってくれました。自分なんかでも乗りやすい馬。パワーもあるのでダートでも十分戦っていけると思います」
■勝利調教師コメント 板垣吉則調教師
「4コーナーあたりのエンパイアペガサスの手応えが良く見えたので、これはやられたかなと思ったのですが、並ばれてからうちの馬も頑張って、最後ハナ差ですか、交わしてくれたので、根性がある馬だなと。直線の叩き合いは、見ている方はちょっとドキドキ感の方が大きかったけど、見ごたえがあったのではないでしょうか。馬の底力に感謝ですね。次戦はみちのく大賞典を予定しています。こちらのダートでは底を見せてない感じ。この先も期待して良いのではないでしょうか」
ランガディア 16戦7勝
(牡6・岩手・板垣吉則)
父:キングカメハメハ
母:マリーシャンタル
母父:サンデーサイレンス
馬主:蓑島竜一
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ランガディア
2着 エンパイアペガサス
3着 ヤマショウブラック
4着 ロジストーム
5着 アドマイヤメテオ
6着 ゴーインググレート
7着 センティグレード
8着 ディグニファイド
9着 リュウノヴィグラス
10着 スティンライクビー
11着 コスモリョウゲツ
12着 マツリダレーベン