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【西内荘コラム】皐月賞はディープボンド
2020/4/18 13:54
仕事を終えると直帰の日々。トレセンと近隣の牧場以外に出掛けることはありません。せいぜいコンビニに寄るか、散歩くらいなので家にいる時間が長くなりました。免疫力のアップのため、大好きなお酒も断っているので頭がシャキッとしている時間に最近は本を読んでいます。
現在、60歳を超えたら私たちの年代が若かった当時、教わった装蹄療法が農学博士の松葉重雄氏の著書が教本でしたが、そもそもターゲットが軍用馬の蹄鉄だから競走馬に真逆のことが多く書かれてありました。なので装蹄競技会にある装蹄判断なる項目では(現在の)間違いを記述しないと不正解になる時代だったので、胸中は優勝して間違いを今後、実践しなくてすむように、と頑張ったものです。その後はいくつもの装蹄教本が出版されていますが、つい最近になって<新・装蹄学>が出版されました。監修は青木修氏で日本人として初めて装蹄獣医学でアメリカの賞を受賞した権威です。理論は参考になることばかりで、私も開業当初から青木装蹄学を実践してきた一人。直接、教わったことはないのですが、米国で一緒になったり、昨今も東京競馬場で出演した私のトークショーに駆けつけてくれたりと親交は深い仲。家で過ごす時間を利用して読破しておきます。
皐月賞の担当馬はディープボンドで強力な相手に立ち向かってくれると信じています。