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【外厩を分析すれば大体当たる〜】桜花賞(G1)

過去の記事

2020/4/11 21:00

2019桜花賞

★外厩情報
■ノーザンファームしがらき
ミヤマザクラ
リアアメリア
レシステンシア

■ノーザンファーム天栄
サンクテュエール

■宇治田原優駿ステーブル
デアリングタクト

■山元トレセン
マジックキャッスル

■大山ヒルズ
フィオリキアリ

■信楽牧場
ヒルノマリブ

■外厩明け 2戦目
インターミッション
(阿見トレセン)
ウーマンズハート
(グリーンウッド)
エーポス
(ワコーファームアカデミー)
クラヴァシュドール
(チャンピオンズファーム淡路)
ケープコッド
(ミッドウェイファーム)
スマイルカナ
(ビッグレッドファーム鉾田)
チェーンオブラブ
(大山ヒルズ)
ナイントゥファイブ
(ノーザンファームしがらき)
マルターズディオサ
(阿見トレセン)
ヤマカツマーメイド
(小松トレセン)

★傾向
過去5年のうち4度3着以内に好走しているC.ルメール騎手にも注意が必要。

サンクテュエール/C ルメール

枠番傾向としては、中枠が有利で5枠と7枠は過去5年で3度馬券内に好走しており、特に5枠は穴馬の好走率が高いので要注意。好走馬のうち、3枠、4枠、5枠、7枠が2/3を占めている。

3枠5番 マルターズディオサ
3枠6番 ウーマンズハート
4枠7番 ヒルノマリブ
4枠8番 リアアメリア
5枠9番 デアリングタクト
5枠10番フィオリキアリ
7枠13番マジックキャッスル
7枠14番ミヤマザクラ
7枠15番ヤマカツマーメイド

脚質傾向としては、差し・追込が好成績だが、勝ち馬は逃げ・先行の方が多い。ただ、全体の好走率を見ると後方馬が活躍しています。直線も長いため追込馬の脚が生きやすく、昨年も7番人気のシゲルピンクダイヤが2着に好走。勝ち馬は逃げ・先行。2.3着は、差し・追込馬を中心に。

★全頭血統分析
1枠1番 ナイントゥファイブ
スクリーンヒーロー産駒は瞬発力勝負
には向かない種牡馬。中山や雨馬場のような上がりのかかるパワー馬場があうので、近年の桜花賞のように時計が速い馬場では厳しいか。

1枠2番 チェーンオブラブ
ハーツクライ×ストリートクライ。ストリートクライは海外ではウインクスやゼニヤッタのようなスーパーホースを輩出していますが、日本ではなかなかG1級の馬は出ていない。特にこの種牡馬はゴドルフィンが好んで入れる種牡馬で、スピード、パワー馬場で力を発揮するが、ただ桜花賞の外回りマイル戦でどうか。

2枠3番 スマイルカナ
ディープインパクト産駒で牝系はフォーティナイナー系の米国血統。

近年の桜花賞ではスピード化に伴い米国的な牝系が絡んでいるが、近親のエイシンティンクルは超スピード型でその馬と比べるとやや見劣りするか。ハナをきってスピードを活かす競馬でどこまでやれるか。

2枠4番 サンクテュエール (対抗○)
ディープインパクト産駒で兄がアメリカで活躍中のヨシダ。ただゴーンウェスト系の母父だけに一本調子の面があり、G1で勝ち切るとなると展開が向くかどうか。母母父はサドラーズウェルズ系のエルプラド。瞬発力勝負にも対応できる欧州の血も入りバランスのいい血統。

3枠5番 マルターズディオサ (△)
キズナ×グランドスラム。母父グランドスラムがゴーンウエスト系なので芝のG1ではやや底力に欠けて取りこぼしが目立つのが気掛かり。トライアルを制してG1も母父ゴーンウエスト系で制する馬を出すとなると、キズナ産駒がディープ、キンカメ並みの種牡馬となる可能性も。

3枠6番 ウーマンズハート (△)
ハーツクライ産駒で母父シャマーダル。ゴドルフィン配合の馬で近親にはスプリント王のラッキーナインや日本のスプリント重賞常連のサドンストーム、ティーハーフ兄弟。ハーツクライと短距離牝系の黄金配合になっており、G1の舞台でも見劣りはしない。

4枠7番 ヒルノマリブ
ゴールドアリュール産駒で桜花賞という舞台設定では厳しい。時計がかかる荒れた馬場になるか、切れ味を殺されるような馬場にならない限りは、上位進出は難しい。

4枠8番 リアアメリア (▲)
ディープインパクトに牝系は米国配合。高速決着には強い配合ですが、やや早熟的なところも感じます。この馬の配合からは中団より前で、持続力勝負を押し切る競馬があいそうですが速い時計になって、後ろからとなると阪神JFのようになる可能性も。

ただディープインパクトにアンブライドルズソング系はG1でも好走馬を多数輩出しており、前走からの汚名挽回といきたいところでしょう。

5枠9番 デアリングタクト(本命◎)
エピファネイア×キングカメハメハ。
桜花賞に縁ある配合なので、祖母が成し得れなかった桜花賞馬の称号を是が非でも欲しいのではないか。

5枠10番 フィオリキアリ
キズナ×サクセスフルアピール。最近躍進中のキズナ産駒。ただ母父のサクセスフルアピールは日本でほとんど結果の出ていない種牡馬。牝系を見た時に桜花賞という舞台では厳しいか。

6枠11番 クラヴァシュドール
ハーツクライ×ジャイアンツコーズウェイ。牝系は米国配合で中距離タイプと言ったところでしょうか。2000m前後が最も活躍できそうなタイプで桜花賞となると、爆発的な瞬発力もないし、圧倒的なスピードがある訳でもないので、勝ち切ることは難しいタイプ。

6枠12番 インターミッション
ディープインパクト×キングカメハメハ。近親にはダノンシャークがおり、瞬発力タイプの馬で晩成型ではないでしょうか。軽い馬場の平坦コースが得意な配合で、京都、新潟、高速東京のマイル戦で
見たい馬。

7枠13番 マジックキャッスル (△)
ディープインパクト×シンボリクリスエス。母のソーマジックは桜花賞3着。牝系が重い配合なので速い時計の決着になるとやや足りない印象。兄のソーグリッタリングも重賞でなかなか勝ち切れないタイプだけに、良馬場G1を勝ち切るにはもう少しスピードの血が欲しい。

7枠14番 ミヤマザクラ
ディープインパクト×ミスターグリーリー。母父がゴーンウエスト系なので底力に欠けますし、兄弟をみてもポポカテペトルやマウントロブソンのようにG1では後一歩足りない馬ばかり。桜花賞本番で速い時計への対応と強いメンバーでの底力が問われそう。

7枠15番 ヤマカツマーメイド
ロードカナロア×グラスワンダー。ロードカナロアは牝系を出す種牡馬。

母父グラスワンダーで瞬発力勝負よりは持続力勝負向き。特殊条件で強さを発揮しそうなので、桜花賞では適性があわないかもしれません。

8枠16番 ケープコッド
ダイワメジャー産駒で牝系もスピード米国系。母父イルーシヴクオリティが一本調子のゴーンウエスト系。1200m戦のほうが駆け引きがいらず、マイルでは少し長いでしょう。

8枠17番 レシステンシア
ダイワメジャー×リザードアイランド。母母父がサドラーズウェルズ系なので、スタミナも持ち合わせており、配合イメージはメジャーエンブレム。

そのメジャーエンブレムは本番桜花賞では控えて結果が出せず4着。今回枠が17番と厳しいですが、ダイワメジャーの特性であるスピードの持続力を活かすならハイペースで逃げるしかないでしょう。

8枠18番 エーポス
ジャスタウェイ産駒はスローの瞬発力
勝負では切れ負けする事が多く、特殊な馬場が得意な種牡馬。阪神外回りだとやや足りない気はします。

今回は当てはまりませんが、一度崩れると立ち直るまでにしばらく時間がかかる馬が多いので、ここで惨敗するとしばらく立ち直るまでに時間がかかるかもしれません。

◎9 デアリングタクト
○4 サンクテュエール
▲8 リアアメリア
△6ウーマンズハート
△5 マルターズディオサ
△13 マジックキャッスル

◎→○▲→○▲△△△ 3連単
◎○▲△△△ 3連複ボックス