競馬ニュース 競馬ニュース

【東京スプリント】菜七子「原因がわかりません」レース後ジョッキーコメント

過去の記事

2020/4/9 06:20

 8日、大井競馬場で行われた交流G3・東京スプリントは、3番人気に支持されたJRA所属のジャスティンが逃げ切りで勝利。断然の人気に支持されたコパノキッキングは伸びきれず5着に敗れた。

東京スプリント、レース後ジョッキーコメント
1着 ジャスティン
坂井瑠星騎手
「ゲートだけ無事に出てくれれば、枠も良かったですし、良い競馬出来るなと思っていたので、期待の通り走ってくれました。一歩目少し躓きながらだったんですけど、そこからの二の足がとても良くて、楽に前に行くことが出来たのでそこが良かったと思います。昨年の12月頃から馬がグンと良くなってきてここ3走ぐらいでだいぶ力を付けてきたなと思いますし、今回このG1馬相手でも良い競馬をしてくれたのでこれからがとても楽しみです。乗せていただいた関係者の方々に感謝しなければいけないですし、自分個人としては小さい頃から遊びに来ていた大井競馬場で重賞を勝つというのが一つの夢だったのでそれを叶える事が出来てとても嬉しいです。このような状況で競馬が出来ていることをとても有り難く思いますし、テレビの前で応援してくださった皆さんのおかげで今日力を発揮出来たと思います。今日は勝つことが出来ましたけど、次はファンの皆さんの前で重賞を勝つことが出来ればいいなと思いますし、そのために今後騎手一同頑張っていきたいと思っています」

2着 サブノジュニア
矢野貴之騎手
「理想的な位置をとれました。1200mだと切れるので、1200mの馬だと思います。前残りの馬場だったので、少し運がなかったと思います。
交流でも十分通用する馬だと思います。この馬の力を出せました」

3着 キャンドルグラス
笹川翼騎手
「スタート良くて理想的な競馬ができてよかった。最後はバテた感じだったが、一線級相手によく頑張ってくれた。南関クラスでも上位のクラスでやれる(戦える?)着順含めて満足で良い内容で終われた」

4着 ブルドックボス
御神本訓史騎手
「スタートも良かったし、いいところにつけられた。斤量で58キロ背負っていたし、中央での疲れも少しあったのかなという感じです。次に向けてゆっくり仕上げてくれればと思います」

武豊「気が引き締まる思い」JRAが無観客競馬続行を発表

菜七子「噛み合わなかった」

5着 コパノキッキング
藤田菜七子騎手
「自分のやりたい競馬はできましたが、結果がついてこなかったです。終いで足がなくなってしまったのは原因がわかりません。馬の状態は悪くなさそうでしたが、噛み合わなかったです。馬のテンション自体が上がりすぎたり、闘争心がないというような問題はありませんでした」

8着 ヤマニンアンプリメ
武豊騎手
「乾いたダートがよくなかった。休み明けもよくなかったです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 8日、大井競馬場で行われた11R・東京スプリント(Jpn3・4歳上・ダ1200m)で3番人気、坂井瑠星騎乗、ジャスティン(牡4・栗東・矢作芳人)が快勝した。1.1/4馬身差の2着にサブノジュニア(牡6・大井・堀千亜樹)、3着にキャンドルグラス(牡6・船橋・川島正一)が入った。勝ちタイムは1:10.9(良)。

 1番人気で藤田菜七子騎乗、コパノキッキング(せん5・栗東・村山明)は5着、2番人気で武豊騎乗、ヤマニンアンプリメ(牝6・栗東・長谷川浩大)は8着敗退。

交流重賞初制覇

 JRAから参戦、坂井瑠星騎乗のジャスティンが逃げ切りで嬉しい交流重賞初制覇を飾った。スタートから最内枠を利して先手を奪うと、人気のコパノキッキングを引き連れるように隊列を引っ張った。勝負どころでも手応えが良く、2番手につけたコパノキッキングを直線で突き放して粘り込みを図ると、2着に入ったサブノジュニアに1馬身1/4差をつけて見事に逃げ切った。

 断然の人気に支持された藤田菜七子騎乗のコパノキッキングは5着、武豊騎乗のヤマニンアンプリメは8着敗退。

ジャスティン 16戦6勝
(牡4・栗東・矢作芳人)
父:オルフェーヴル
母:シナスタジア
母父:Gone West
馬主:小田吉男
生産者:天羽禮治

【全着順】
1着 ジャスティン
2着 サブノジュニア
3着 キャンドルグラス
4着 ブルドッグボス
5着 コパノキッキング
6着 ウインオスカー
7着 ノボバカラ
8着 ヤマニンアンプリメ
9着 マッチレスヒーロー
10着 エポック
11着 ヌーディーカラー
12着 ダノングッド
13着 ナイトフォックス