20日、中山競馬場で行われたG3・フラワーカップは、12番人気のアブレイズが番手から抜け出した勝利した。1番人気のシーズンズギフトは3着に敗れた。

フラワーカップ、レース後関係者コメント
1着　アブレイズ
藤井勘一郎騎手
「この馬は前走乗せていただいて調教でも癖は掴んでいましたので、まだキャリア1戦だったのでスタートが良ければ行きたいなと思っていましたし、もし良くなければ違う展開にはなったと思います。まだ2戦2勝で底を見せていないのでこれから楽しみだと思います」

2着　レッドルレーヴ
L.ヒューイットソン騎手
「最後の50メートルで同じ脚色になってしまいましたけで、素晴らしい馬ですね。とても賢い馬ですが、まだ体の方はこれから良くなってきそうです。将来が楽しみです」

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黒岩師「今日はツイてなかった」

3着　シーズンズギフト
黒岩陽一調教師
「枠順や流れを考えると、今日はツイてなかったです。前に行きたかったのですが、スタートがあまり早くなくて・・。いい位置は取れましたけど、枠なりに外を回らされてしまいました。おまけに４コーナーでは被される形に。それらを思えば3着でも悪くないと思います」

4着　チェスナットドレス
石橋脩騎手
「ある程度前で競馬をしたかったですが、無理をしてスタミナを消耗しても仕方ないですからね。馬場の悪い3ー4コーナーでもうまく走れてたし、しまいも脚を使ってくれています。上手に走っていますよ」

5着　クリスティ
吉田隼人騎手
「一週前に追い切りに乗りましたが、その時に落ち着きはありましたけど、一度使った方がさらに良くなるような感触があったんです。今日は4コーナーで手応えが怪しくなってしまいましたし、使いつつの方が良いような気がしますね」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　20日、中山競馬場で行われた11R・フラワーカップ（G3・3歳オープン・牝・芝1800m）で12番人気、藤井勘一郎騎乗、アブレイズ（牝3・栗東・池江泰寿）が快勝した。3/4馬身差の2着にレッドルレーヴ（牝3・美浦・藤沢和雄）、3着に1番人気のシーズンズギフト（牝3・美浦・黒岩陽一）が入った。勝ちタイムは1:48.2（良）。

　2番人気で吉田隼人騎乗、クリスティ（牝3・栗東・杉山晴紀）は、5着敗退。

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キズナ産駒 アブレイズ

　12番人気の低評価を覆してアブレイズがデビューから2連勝で重賞初制覇を飾った。好スタート好ダッシュを決めて番手のポジションをキープ。終始楽な手応えで直線に向くと、しぶとく粘り込んで後続各馬を振り切った。

アブレイズ　2戦2勝
（牝3・栗東・池江泰寿）
父：キズナ
母：エディン
母父：ジャングルポケット
馬主：前田幸貴
生産者：ノースヒルズ

【全着順】
1着　アブレイズ
2着　レッドルレーヴ
3着　シーズンズギフト
4着　チェスナットドレス
5着　クリスティ
6着　ミアマンテ
7着　ポレンティア
8着　キングスタイル
9着　フラワリングナイト
10着　ナリノクリスティー
11着　アミークス
12着　ショウナンハレルヤ
13着　エンジョイ
14着　トリンカデイラ