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【西内荘コラム】チューリップ賞は二頭出走

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2020/3/7 12:30

 久しぶりに先週末は栗東に居残り。今はウイルス騒動でむやみな外出は控えるべき特でもあるので、有意義な時間の使い方を模索してみました。まずはサウジCなどの競馬を夜通しTVで視聴し、翌日も午前中はゴロゴロとしましたが、元来が家にいる習慣がないから、このあたりが限界。ウイルスに感染リスクのあるのは人混みだから、それを避けるべく外出を…と考え、鈴鹿の森庭園「しだれ梅祭り」を観賞してきました。車で40分も走れば到着するこの穴場は人がまばらだったので、いいタイミングで咲き誇る梅の花を満喫してきました。

 私は実家が材木屋だったこともあり樹木などの年輪にも関心があります。年輪、と書いたついでに説明すると馬に「蹄輪」というのがあるんですよ。馬の蹄も気候・風土に気温や湿度、健康状態で変化が生じるわけで、大きなけがをしたりすると、誰が見てもわかるような蹄輪が残ります。なので装蹄師は蹄からその馬が過ごしてきた健康状態がわかるのです。

 桜花賞TRチューリップ賞はスマートリアンとメデタシメデタシで、伏兵ではあるものの装蹄では好感触を伝えており、頑張れそうな気がします。