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【小倉大賞典】鮫島克駿「感謝の気持ちでいっぱい」カデナが復活の勝利!

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2020/2/23 21:42

(C)スポニチ

 23日、小倉競馬場で行われたG3・小倉大賞典は、4番人気に支持されたカデナが約2年振りに勝利。鞍上の鮫島克駿騎手の見事な手綱さばきが同馬を復活の勝利に導いた。

小倉大賞典、勝利ジョッキーコメント
1着 カデナ
鮫島克駿騎手
「率直に嬉しいのと同時に関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。(ガッツポーズは)特に決めていたわけじゃないんですけど自然に出てしまいました。前走のほうも状態は申し分ない状態ではあったんですけど、後ろから行く馬なので展開などがかみ合わないといけないなと思っていたんですけど、今回は割と展開に左右されないようにポジションも取りに行って良いポジションで運べました。元々実力のあった馬なので僕はチャンスをいただけたことが一番良かったです。寒い中今日はご来場いただきありがとうございます。小倉開催は今日で終わりますが、夏に向けてまた来週からずっと競馬もありますし、またぜひ機会があれば競馬場のほうに足を運んで、馬やジョッキーへの声援をお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 23日、小倉競馬場で行われた11R・小倉大賞典(G3・4歳上オープン・ハンデ・芝1800m)で4番人気、鮫島克駿騎乗、カデナ(牡6・栗東・中竹和也)が快勝した。1.3/4馬身差の2着にドゥオーモ(牡7・栗東・野中賢二)、3着に2番人気のジナンボー(牡5・美浦・堀宣行)が入った。勝ちタイムは1:48.3(良)。

 1番人気で川田将雅騎乗、ヴェロックス(牡4・栗東・中内田充正)は、9着敗退。

【小倉大賞典】川田「あまりにも結果が出ませんでした」ヴェロックスは9着に敗れる

2017年弥生賞以来、約2年ぶりに重賞制覇

 4番人気に支持された鮫島克駿騎乗のカデナが見事な差し切りを見せた。スタートからじっくりほぼ最後方という位置どりで脚を溜めると、馬群の中に突っ込んで行き勝負どころを迎えた。直線入り口では馬群隙間を縫うように抜け出していき外へ持ち出すと、そこから真っ直ぐ伸びて余裕の差し切り。2017年の弥生賞以来、実力馬が復活の勝利を飾った。

カデナ 22戦4勝
(牡6・栗東・中竹和也)
父:ディープインパクト
母:フレンチリヴィエラ
母父:French Deputy
馬主:前田幸治
生産者:グランド牧場

【全着順】
1着 カデナ
2着 ドゥオーモ
3着 ジナンボー
4着 レイホーロマンス
5着 アウトライアーズ
6着 テリトーリアル
7着 ナイトオブナイツ
8着 アロハリリー
9着 ヴェロックス
10着 アンノートル
11着 エメラルファイト
12着 タニノフランケル
13着 ランスオブプラーナ
14着 サイモンラムセス