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【東京新聞杯】ルメール「硬い馬場で走りづらそうに…」レース後ジョッキーコメント
2020/2/10 06:16
2月9日、東京競馬場で行われたG3・東京新聞杯は、4番人気のプリモシーンが差し切りで勝利。左回りのマイル戦は安定した走りを見せ、鋭い差し脚を繰り出した。1番人気に支持されたレッドヴェイロンは後方から伸びることなく9着敗退。
東京新聞杯、レース後ジョッキーコメント
1着 プリモシーン
M.デムーロ騎手
「すごい手応え良かったですね。ずっと自信をもっていて、この馬は最後すごい切れる脚でいつも強いです。内枠で流れは完璧でしたし、左回りとこの距離でけっこう能力高いと思います。この寒い中いつも応援してくれてありがとうございました。これからまた頑張ります。よろしくお願いします」
2着 シャドウディーヴァ
岩田康誠騎手
「うまいこと内に入れられて、プリモシーンやヴァンドギャルドを前に見ながら運べました。直線で追ってからは、しっかりとした伸び脚。以前よりトモが入るようになりましたね。距離はマイルくらいがいいと思います。まだ成長していますし、次につながるレースでした」
3着 クリノガウディー
藤沢則調教師
「スタートのいい馬ですし、今日の馬場では届かないとジョッキーが判断して、あのポジションになったのでしょう。直線では一瞬、勝ったかと思うようないい内容でした。マイルならば右回りでも左回りでも問題ありませんね」
4着 サトノアーサー
田辺裕信騎手
「いい形で運べたと思ったんですが、大トビだけに切れのある馬に抵抗できませんでした。もう少し馬場がしぶった方が良かったと思います」
5着 クルーガー
S.フォーリー騎手
「とても良く走ってくれています。コントロールもしやすく、気持ちよく走ってくれました。ただ馬場が硬かったですね。もう少し柔らかければさらにやれていたと思います」
6着 ヴァンドギャルド
福永騎手
「両サイドが牝馬だった影響か、今日はいつも以上にゲートでソワソワしていました。内枠を生かすためにもゲートだけは出したかったのですが…。最後はよく差を詰めてくれましたが…」
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ルメール「硬い馬場で走りづらそうに…」
9着 レッドヴェイロン
C.ルメール騎手
「もう少し柔らかい馬場が良かったです。この硬い馬場で走りづらそうにしていました。この馬なりには伸びていましたが…」
レース結果、詳細は下記の通り。
9日、東京競馬場で行われた11R・東京新聞杯(G3・4歳上オープン・芝1600m)で4番人気、M.デムーロ騎乗、プリモシーン(牝5・美浦・木村哲也)が快勝した。1/2馬身差の2着にシャドウディーヴァ(牝4・美浦・斎籐誠)、3着にクリノガウディー(牡4・栗東・藤沢則雄)が入った。勝ちタイムは1:33.0(良)。
1番人気でC.ルメール騎乗、レッドヴェイロン(牡5・栗東・石坂正)は9着、2番人気で福永祐一騎乗、ヴァンドギャルド(牡4・栗東・藤原英昭)は6着敗退。
重賞3勝目
4番人気のプリモシーンがゴール前の横一線の追い比べから抜け出して、嬉しい重賞3勝目を飾った。最内枠を生かしてロスなく道中は6番手のインをキープ。直線まで折り合いよく進めると外に持ち出してスパートを開始した。直線の攻防は横一線となる追い比べで、馬場の真ん中から鋭い差し脚を伸ばして見事に抜け出した。
プリモシーン 14戦4勝
(牝5・美浦・木村哲也)
父:ディープインパクト
母:モシーン
母父:Fastnet Rock
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 プリモシーン
2着 シャドウディーヴァ
3着 クリノガウディー
4着 サトノアーサー
5着 クルーガー
6着 ヴァンドギャルド
7着 スウィングビート
8着 レイエンダ
9着 レッドヴェイロン
10着 ロワアブソリュー
11着 ケイアイノーテック
12着 ケイデンスコール
13着 ドーヴァー
14着 ゴールドサーベラス
15着 キャンベルジュニア
16着 モルフェオルフェ