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【AJCC】ルメール「良いレースは出来た」レース後ジョッキーコメント

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2020/1/27 06:06

 1月26日、中山競馬場で行われたG2・アメリカジョッキークラブカップは、1番人気のグランプリホース、ブラストワンピースが貫禄の勝利を決めた。3角で故障馬に接触する影響もあったが、同馬は直線でも怯むことなく伸びてキッチリ差し切った。

AJCC、レース後ジョッキーコメント
1着 ブラストワンピース
川田将雅騎手
「なんとか届いてくれて良かったなと思います。雰囲気はとても良く競馬を迎えられたなと思いますし、馬自身走りたい気持ちが強くて、道中も良いリズムで運ぶことが出来ていたんですが、4コーナーで残念なことに1頭故障してしまう馬がいてそれの影響を受ける形にもなってしまいましたし、それでも勝ち切れたというのは、ここではやはりグランプリホースですから能力が違うなというところだと思います。去年残念な結果で凱旋門から帰ってきて今回どういう競馬が出来るのかということがまず1番最初に大事なところではあったんですけど、これだけの内容と結果を伴って今年をスタートすることが出来ましたし、この馬らしい結果を今後も得ていけるといいなと思っています。また今年ここからブラストワンピース始まっていきますのでまた期待して見てもらえたらなと思います」

大竹正博調教師
「年明け初戦、結果を残すことが出来てホッとしています。上半期の目標は現時点では未定です」

2着 ステイフーリッシュ
C.ルメール騎手
「逃げ馬の後ろで良いレースが出来ました。3コーナーで外に馬が見えた時も反応が良く、最後まで一生懸命走ってくれました。勝ったのはG1馬なのでしょうがないですね」

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マーフィー「不利をもろに受けた」

3着 ラストドラフト
O.マーフィー騎手
「3コーナーの被害が致命的でした。不利をもろに受けてブレーキをかけなければならず、馬も状態も良かっただけにその部分が残念でした」

4着 ミッキースワロー
菊沢隆徳調教師
「馬の雰囲気は良く期待していました。良い感じで運べていたのですが大事なところでアクシデントがあって残念でした」

5着 サトノクロニクル
大野拓弥騎手
「久々でも、最後までしっかり走ってくれました」

6着 ニシノデイジー
田辺裕信騎手
「道中は良く、自分から動ける位置で進めたが3コーナーでのアクシデントで外に振られました。ただ、勝ち馬など同じような影響を受けた馬もいるなかで、最後は止まってしまい物足りないレースになってしまいました…」

7着 ウラヌスチャーム
F.ミナリク騎手
「道中、ラストも良く走ってくれましたが馬場が向きませんでした」

8着 スティッフィリオ
丸山元気騎手
「馬場が特殊で厳しかったです」

10着 クロスケ
北村宏司騎手
「上手くロスなく立ち回り、大きく離されないで頑張ってくれた」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 26日、中山競馬場で行われた11R・アメリカジョッキークラブカップ(G2・4歳上オープン・芝2200m)で1番人気、川田将雅騎乗、ブラストワンピース(牡5・美浦・大竹正博)が快勝した。1.1/4馬身差の2着にステイフーリッシュ(牡5・栗東・矢作芳人)、3着にラストドラフト(牡4・美浦・戸田博文)が入った。勝ちタイムは2:15.0(稍重)。

 2番人気で横山典弘騎乗、ミッキースワロー(牡6・美浦・菊沢隆徳)は、4着敗退。なお、4番マイネルフロストは競走中止となっている。

3角のアクシデントも物ともせず

 グランプリホースのブラストワンピースが力強く抜け出して重賞5勝目を飾った。レースではスムーズに好位を追走するも、三角で先行していたマイネルフロストに故障のアクシデントが発生。直後を追走していたブラストワンピースにも影響があったが、そこから最内に進路を取りスパートを開始。先に抜け出したステイフーリッシュをゴール前でとらえて復活を果たした。

ブラストワンピース 12戦7勝
(牡5・美浦・大竹正博)
父:ハービンジャー
母:ツルマルワンピース
母父:キングカメハメハ
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ブラストワンピース
2着 ステイフーリッシュ
3着 ラストドラフト
4着 ミッキースワロー
5着 サトノクロニクル
6着 ニシノデイジー
7着 ウラヌスチャーム
8着 スティッフェリオ
9着 ルミナスウォリアー
10着 クロスケ
11着 グローブシアター
(競走中止)マイネルフロスト