1月26日、京都競馬場で行われたG2・東海ステークスは2番人気に支持されたエアアルマスが重賞初制覇を飾った。1番人気に支持された武豊騎乗のインティは、普段とは違う6番手付近から徐々に押し上げる形に。直線では勝ち馬に迫ったが3着までとなっている。

東海ステークス、レース後ジョッキーコメント
1着　エアアルマス
松山弘平騎手
「非常に強かったと思います。スタートもしっかり出てくれましたし、砂かぶらず揉まれなければ強いというのは分かっていたので、本当にそこだけ集中してしっかりスタート決めて良い位置で競馬しようというふうには思っていました。強いメンバーの中でしっかり手応え良く直線回ってきてしっかり勝ちきってくれて本当に強い内容だったと思いますし、このメンバー相手にやれて今後楽しみかなと思います。芝でも良い馬だなというふうには感じていたんですけど、ダートに行ってからもすごい充実していまして、良い走りしてくれるなと思います。本当に良い馬ですし、G1の舞台でもしっかり走ってくれると思います」

2着　ヴェンジェンス
幸英明騎手
「いつもより前目に付けられたんですが惜しかったです。展開が勝ち馬に向きました」

【AJCC】ルメール「良いレースは出来た」レース後ジョッキーコメント

武豊「次に繋がる内容」

3着　インティ
武豊騎手
「勝てなかったのは残念でしたが、次につながるいい内容だったと思います」

野中賢二調教師
「手前の替え方が不器用で、58キロも背負っていましたし、次に繋がる良いレースが出来ました」

4着　アングライフェン
M.デムーロ騎手
「よく頑張りました。よーいドンの形は合わないです。状態は良かったですしバランスが良くなっていました」

5着　キングズガード
秋山真一郎騎手
「1コーナーで隊列が決まって（レースが）動きませんでした。この馬は展開ですね」

8着　モズアトラクション
藤岡康太騎手
「スタートは出てくれていつもより前目につけれましたが、流れが落ち着いてしまいました。脚を使ってくれたのですが…」

15着　スマハマ
藤岡佑介騎手
「今日はこの馬らしくない負け方でした。自分自身が走っていない感じです」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　26日、京都競馬場で行われた11R・東海ステークス（G2・4歳上オープン・ダ1800m）で2番人気、松山弘平騎乗、エアアルマス（牡5・栗東・池添学）が快勝した。1/2馬身差の2着にヴェンジェンス（牡7・栗東・大根田裕之）、3着に1番人気のインティ（牡6・栗東・野中賢二）が入った。勝ちタイムは1:50.2（重）。

重賞初制覇

　2番人気に支持されたエアアルマスが堂々抜け出して重賞初制覇を飾った。レースでは好位追走で流れに乗り、早め早めの競馬で直線抜け出して押し切った。武豊が騎乗したインティは6番手追走といつもと違う競馬でラストも伸びて来たが、3着となっている。

エアアルマス　16戦7勝
（牡5・栗東・池添学）
父：Majestic Warrior
母：Nokaze
母父：Empire Maker
馬主：ラッキーフィールド
生産者：Sekie Yoshihara & Tsunebumi Yoshihara

【全着順】
1着　エアアルマス
2着　ヴェンジェンス
3着　インティ
4着　アングライフェン
5着　キングズガード
6着　ヒストリーメイカー
7着　ヒロブレイブ
8着　モズアトラクション
9着　コスモカナディアン
10着　コマビショウ
11着　メイショウウタゲ
12着　アイファーイチオー
13着　ビルジキール
14着　ロードアルペジオ
15着　スマハマ
16着　マイネルクラース