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【フェアリーS】ルメール「坂を上がるところで…」レース後ジョッキーコメント

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2020/1/14 06:05

 1月13日、中山競馬場で行われたG3・フェアリーステークスは3番人気のスマイルカナが逃げ切りで重賞初制覇を飾った。1番人気に支持されたアヌラーダプラは6着敗退。

フェアリーステークス、レース後ジョッキーコメント
1着 スマイルカナ
柴田大知騎手
「自分はちょっと色んな不安が大きくなってきてしまって、でも馬の力を信じて乗って良かったです。すごく身体能力の高い馬なので、出てから決めようと思ったんですけど、スタートも速いですし、すごく自分のリズムでスムーズに走れていたので、このリズムを崩さないように崩さないようにと思って最後まで上手くいきました。気持ちが前向きで、すごくギアがあるところが良いと思います。あとはちょっとテンションがどうしても高くなりがちなので、その辺を今後おさえていくように、そこが課題になりますね」

2着 チェーンオブラブ
石橋脩騎手
「追い切りでモタれる面はありましたが、乗りやすい馬だと思っていました。スタートだけ決めたいと思っていて、うまく決めることができました。道中はルメールの馬(アヌラーダプラ)を目標にいい位置を取れましたし、しまいの反応も良かったです」

3着 ポレンティア
池添謙一騎手
「1勝馬でしたが、いいモノを持っていると思っていました。ただ夏以来の競馬でゲートの出が今ひとつだったのが悔やまれます。本当は勝った馬の後ろの位置を取りたかったのですが…。ただその後はうまくリカバリーできましたし、揉まれる形にも対応できて内容は良かったです。力のあるところを見せてくれました。夏より体はしっかりしていましたし、今後もっと良くなりそうです」

4着 シャインガーネット
O.マーフィー騎手
「上手に走れてリラックスできていました。厩舎もうまく仕上げてくれたと思います。まだ成長途上の感じなので、これから体が大きくなってきそうです」

5着 ソーユーフォリア
武藤雅騎手
「逃げれるなら逃げたいと思っていましたが、内が速かったので控えました。前半スーッといけて、うまく折り合えました。4コーナーではいい手応えでしたが、距離が長かったのか坂で苦しくなってしまいました」

ルメール「坂を上がるところで疲れた」

6着 アヌラーダプラ
C.ルメール騎手
「掛かってしまいました。坂を上がるところで疲れてしまいました。スピードはありそうなので、1400メートルの方がいいと思います」

7着 ウインドラブリーナ
鮫島良太騎手
「ペースが上がった時にもたついたのがもったいなかった。直線また伸びてくれました」

9着 セイウンヴィーナス
野中悠太郎騎手
「マイルは忙しいです。最低でも1800は欲しい。自己条件に戻れば」

13着 ダイワクンナナ
北村宏司騎手
「パドック、返し馬と、ずっとエキサイトしていました。道中のポジションを考えれば、もう少し残ってほしかったですが…」

16着 ニシノステラ
藤田菜七子騎手
「現状はダートっぽいかなという走りでした」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 13日、中山競馬場で行われた11R・フェアリーステークス(G3・3歳オープン・牝・芝1600m)で3番人気、柴田大知騎乗、スマイルカナ(牝3・美浦・高橋祥泰)が快勝した。2.1/2馬身差の2着にチェーンオブラブ(牝3・美浦・小笠倫弘)、3着にポレンティア(牝3・美浦・田中博康)が入った。勝ちタイムは1:34.0(良)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、アヌラーダプラ(牝3・美浦・萩原清)は6着、2番人気でO.マーフィー騎乗、シャインガーネット(牝3・美浦・栗田徹)は4着敗退。

ディープインパクト産駒 スマイルカナ

 スマイルカナがマイペースに落とし込み、見事な逃げ切りを見せた。最内枠から好スタートを決めてあっさり先手を奪うと、そこからは完全な一人旅に。マイペースで運び直線でもあっさりと後続を突き放して鞍上の柴田大知騎手は渾身のガッツポーズでゴールした。

スマイルカナ 4戦3勝
(牝3・美浦・高橋祥泰)
父:ディープインパクト
母:エーシンクールディ
母父:Distorted Humor
馬主:岡田繁幸
生産者:木田牧場

【全着順】
1着 スマイルカナ
2着 チェーンオブラブ
3着 ポレンティア
4着 シャインガーネット
5着 ソーユーフォリア
6着 アヌラーダプラ
7着 ウインドラブリーナ
8着 フルートフルデイズ
9着 セイウンヴィーナス
10着 メイプルプレゼント
11着 カインドリー
12着 ハローキャンディ
13着 ダイワクンナナ
14着 ペコリーノロマーノ
15着 ウィーンソナタ
16着 ニシノステラ