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【シンザン記念】ルメール「スタートはビックリした」サンクテュエールが重賞初制覇!

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2020/1/12 22:25

(C)Yushi Machida

 1月12日、京都競馬場で行われたG3・シンザン記念は、2番人気に支持されたサンクテュエールが最内を強襲して見事に差し切った。スタートで後手を踏んだが鞍上のルメール騎手がリカバリー。トップジョッキーらしい素晴らしい手綱さばきで同馬を勝利に導いた。

1着 サンクテュエール
C.ルメール騎手
「この馬には能力があります。残念ながら前走はペースが遅く2着でしたが、今回はちょうど良いレースでした。逃げ馬の後ろでずっと冷静に走れました。最後は内ラチと馬の間で凄く良い脚を使いました。スタートはビックリしました。普段は速いですけど今回は休み明けでしたので。上手くリカバリーできました。良い競馬が出来たと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12日、京都競馬場で行われた11R・シンザン記念(G3・3歳オープン・芝1600m)で2番人気、C.ルメール騎乗、サンクテュエール(牝3・美浦・藤沢和雄)が快勝した。クビ差の2着にプリンスリターン(牡3・栗東・加用正)、3着にコルテジア(牡3・栗東・鈴木孝志)が入った。勝ちタイムは1:35.9(良)。

 1番人気で川田将雅騎乗、ルーツドール(牝3・栗東・藤岡健一)は、7着敗退。

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過去にはジェンティルドンナ、アーモンドアイなど大物を輩出

(C)Yushi Machida

 関東から1頭、本気の遠征が身を結びサンクテュエールが最内を強襲した。同馬はスタートでやや後手を踏むも、ルメール騎手がサッとリカバリー。あっという間に3番手まで取りつけるとそのまま最内をロスなくキープした。直線ではプリンスリターンが早めに抜け出したところを、最内から渾身の追い込みを見せてサンクテュエールがゴール寸前で見事に差し切った。過去にはジェンティルドンナ、アーモンドアイなどを輩出した出世レースで強い競馬を見せた。

サンクテュエール 3戦2勝
(牝3・美浦・藤沢和雄)
父:ディープインパクト
母:ヒルダズパッション
母父:Canadian Frontier
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 サンクテュエール
2着 プリンスリターン
3着 コルテジア
4着 オーマイダーリン
5着 ヴァルナ
6着 タガノビューティー
7着 ルーツドール
8着 ヒシタイザン
9着 カバジェーロ
10着 ディモールト