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2019年度「東京競馬記者クラブ賞」はアーモンドアイ号関係者一同、ウインブライト号関係者一同が受賞

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2019/12/29 07:27

(C)Yushi Machida

 2019年度「東京競馬記者クラブ賞」は、アーモンドアイ号(牝4・美浦・国枝栄厩舎)関係者一同、ウインブライト号(牡5・美浦・畠山吉宏厩舎)関係者一同に決定した。

 授賞式は2019年1月5日(日)第1回中山競馬第1日のお昼休みに中山競馬場で行われる。

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●2019年度「東京競馬記者クラブ賞」
アーモンドアイ号関係者一同
(選考理由)
初の海外遠征となったUAEのドバイターフ(G1)を圧勝し、秋の天皇賞も圧倒的な強さで制するなど、競馬ファンに強烈なインパクトを残す成績を収め、現役最強馬として年間を通じて競馬界を盛り上げた。

有限会社シルクレーシング 米本昌史代表取締役のコメント
「まずは2年連続の受賞ありがとうございます。今年は3月のドバイを海外初挑戦で優勝することができ、その後も国内でチャレンジをし続けてくれました。天皇賞(秋)もそうですが、安田記念、ファン投票1位に選ばれた有馬記念も含めて、一生懸命に走る姿を応援していただきました。今は無事に牧場に戻り、来年に向けて疲れを癒やしているところです。来年も応援よろしくお願いします」

国枝栄調教師のコメント
「ファンの皆さんだけでなく、われわれ関係者もアーモンドアイの活躍にワクワクさせられました。いろいろなことを経験させてもらい、その中で勉強もさせてもらい、楽しい1年を過ごすことができたと思っています。これで有馬記念の結果が良ければ最高でしたが、あれも〝これが競馬〟ということを勉強させてもらったような気がしています」

C.ルメール騎手のコメント
「賞をいただきありがとうございます。今年のアーモンドアイはアップダウンの激しい一年でした。有馬記念は残念でしたが、トップコンディションになれば、また良い結果を出せると思いますので、応援よろしくお願いします」

ウインブライト号関係者一同
(選考理由)
クイーンエリザベスⅡ世カップ(G1)と香港カップ(G1)を制し、同一年に海外G1競走を2勝するという快挙を達成。海外のホースマンに日本馬のレベルの高さをアピールし、国内の競馬ファンには夢と感動を与えた。

株式会社ウイン 岡田義広代表取締役のコメント
「このような賞をいただくことができ、非常に光栄です。クイーンエリザベスⅡ世カップを勝ったときは夢のようでしたし、今でも記憶に新しいです。畠山 吉宏厩舎と松岡 正海騎手がしっかりと調整して仕上げてくれたおかげです。また、日高の生産馬、日本人騎手でも海外で通用するということが証明できました。来年も同じペアでGⅠを勝てるように頑張っていきたいと思います」

畠山吉宏調教師のコメント
「このような賞をいただき、ありがとうございます。今年は前半こそ重賞連勝の勢いにのって香港のクイーンエリザベスⅡ世カップに挑戦し、リスグラシューなどレベルの高い相手にレコードタイムで勝つことができましたが、夏に弱い馬で秋は状態が戻り切らず、思うような結果が出ませんでした。香港カップは人のプレッシャーはもちろん、馬にも厳しい負荷がかかっていましたが、状態が戻ったことで、同一年度の海外G1制覇ができました。来年も夏対策という課題はありますが、まずは中山記念での復帰を目指していきます。応援をよろしくお願いします」

松岡正海騎手のコメント
「大変名誉な賞をいただき光栄です。今年はウインブライトと一戦一戦、強い相手を打ち負かそうと人馬一体でやってきて、その結果、香港でもG1を勝つことができました。その過程や結果を評価していただいたのはうれしい限りです。来年もこの賞を励みに、さらに活躍できるよう頑張っていきたいです」

※JRA発表による