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【有馬記念】池添謙「1番勝ちに行ったのはこの馬」フランス帰りのフィエールマンは4着

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2019/12/22 22:16

 フランス帰りのフィエールマンは、直線でじりじりと伸びて4着となった。アーモンドアイをマークするように、勝負どころでも外から勝ちに行って一旦先頭を伺う勢いで進出。鞍上の池添謙一騎手は悔しそうな表情で「1番勝ちに行ったのはこの馬」と、同馬の走りを労った。

4着 フィエールマン
池添謙一騎手
「アーモンドアイをマークしながらレースを進めました。アーモンドアイをかわして行けるかと思ったのですが…直線はじりじりでしたが、1番勝ちに行ったのはこの馬。踏ん張ってくれて、よく頑張ってくれました」

 レース結果詳細は下記のとおり。

 22日、中山競馬場で行われた11R・有馬記念(G1・3歳上オープン・芝2500m)で2番人気、D.レーン騎乗、リスグラシュー(牝5・栗東・矢作芳人)が快勝した。5馬身差の2着にサートゥルナーリア(牡3・栗東・角居勝彦)、3着にワールドプレミア(牡3・栗東・友道康夫)が入った。勝ちタイムは2:30.5(良)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、アーモンドアイ(牝4・美浦・国枝栄)は、9着敗退。

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アーモンドアイは9着敗退

 オーストラリア帰りのリスグラシューが強豪をなぎ倒した。道中はではレーン騎手上手く中団のインでじっと我慢させる完璧な競馬。勝負どころで内をさばき、直線で一気に大外へ。そこからは一気に伸びて5馬身差の圧勝で強豪各馬を突き放した。同馬はこのレースで引退となり、見事に有終の美を飾った。圧倒的人気に支持されたアーモンドアイは9着に敗れている。

リスグラシュー 22戦7勝
(牝5・栗東・矢作芳人)
父:ハーツクライ
母:リリサイド
母父:American Post
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 リスグラシュー
2着 サートゥルナーリア
3着 ワールドプレミア
4着 フィエールマン
5着 キセキ
6着 シュヴァルグラン
7着 レイデオロ
8着 ヴェロックス
9着 アーモンドアイ
10着 エタリオウ
11着 アルアイン
12着 スワーヴリチャード
13着 スティッフェリオ
14着 アエロリット
15着 スカーレットカラー
16着 クロコスミア