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【外厩を分析すれば大体当たる〜】有馬記念

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2019/12/22 09:00

2018有馬記念

さすが、グランプリにふさわしい結果です。さぁー色々な思いを乗せてラスト締めくくりましょう!

■ノーザンファーム天栄
アーモンドアイ

■ノーザンファームしがらき
アルアイン
ヴェロックス
サートゥルナーリア
スワーヴリチャード
リスグラシュー
ワールドプレミア

■吉澤ステーブル WEST
キセキ

■松風馬事センター
ヴァイスブリッツ

■グリーンウッド
スティッフェリオ

■在厩調整
アエロリット
エタリオウ
クレッシェンドラヴ
クロコスミア
シュヴァルグラン
スカーレットカラー
フィエールマン
レイデオロ

有馬記念でこれだけのラストランを飾る馬たちが出走するレースは珍しく、ファン投票上位馬も相次いで参戦し、予想をする上でも今年の有馬記念は難しいレースになりそう。

特に最初で最後になる女傑対決アーモンドアイVSリスグラシュー。買い材料である前走菊花賞組ワールドプレミアとヴェロックス。

さらに有終の美を飾れるか注目のダービー馬レイデオロに49年ぶりの7歳馬による優勝を狙うシュヴァルグラン。

そして3歳クラシック戦線を牽引してきた皐月賞馬サートゥルナーリア。

総勢11頭のG1優勝馬が出走する有馬記念です。展開や脚質を考慮して予想に入っていきます。

■展開
過去10年の中でミドルペース以上は4回で、3角13番手以下の差し馬が馬券になっています。

昨年は、昼頃から降り出した雨の影響で稍重まで馬場が悪化したが、ミドルペースも稍重の影響でラスト2ハロンの時計がかかり、3角11番手以下が馬券になりましたがミドルペース以上なら差し馬が有利な結果。

ポイントになる馬は何と言ってもリスグラシュー。この日のためにわざわざ来日してDレーン騎手が騎乗ということ。さらにアーモンドアイと最初で最後の対決になるという部分で陣営の本気度も高いはず。

これまでのリスグラシューは差し脚質でしたが宝塚記念で2番手を追走して優勝するなど自在性が出てきた形で、アーモンドアイを負かしにいくなら今回も先行。前走も海外 コックスプレートではマクリが決まり、見事優勝。

ただ今年は逃げ・先行勢が揃い、2017年キタサンブラック武豊騎手のように終い2ハロンを極端に落とすような絶妙な逃げが出来そうな騎手が見当たらない中、アーモンドアイもリスグラシューも先行を想定し、ミドルペース以上はあるかなと。

そうなると差し馬勢の出番となり、近年前有利のコース形体がガラッと変わる。そう想定しています。

アエロリット15番、クロコスミア12番、キセキ11番と中枠から外枠に逃げ馬が入ったことでテンの入りが速くなり、最初のコーナーをすぎてもなかなかハナ争いが落ち着かない形。

またスティッフェリオが2枠4番に入ったことで逃げる可能性もあり、さらには先行勢も揃ったことでミドルペース以上を想定。

先行勢には、サートゥルナーリアやエタリオウ、ヴェロックスにアーモンドアイ、リスグラシュー、スカーレットカラーが取りつき、差し馬勢には、ワールドプレミアやレイデオロ、フィエールマン、シュヴァルグランが控える形。

前1頭がレースを引っ張る形というよりは、数頭でレースを引っ張り、向こう正面から徐々にペースがあがり、4角手前から逃げ集団から何頭かの離脱馬が出ながら最後の直線へ。

クロコスミア、アエロリットらが先頭の中、先行勢サートゥルナーリアやアーモンドアイが前を捕らえにかかったところに、最後の坂道にさしかかる辺りで差し馬勢が強襲。

結果的に差し馬勢のワンツーに先行勢1頭での決着を想定したい。

さて、ここからが予想です。
過去データ的には、ワールドプレミアもフィエールマンも好条件に該当していますので、あとは展開面で有利な脚質「差し」を重視した結果でのもの。

有馬記念は、過去10年のデータ傾向/前走別はジャパンカップ組か菊花賞組が優勢。

まずは、例年のイメージとして、その年の菊花賞馬と前年の菊花賞馬を買い目に必ず入れるということ。

今年は
ワールドプレミア(2019 菊花賞馬)
フィエールマン(2018 菊花賞馬)

両馬ともスタミナは問題なく、パワーも備えているかといって切れ味が悪いかといえばそうでもなく、むしろディープインパクト産駒らしいスパッと切れる切れ味もある。

今回は、アエロリットにクロコスミア、キセキが逃げ集団でアーモンドアイにリスグラシューの人気馬が先行、

他にも先行馬が多数ということで差し切れる馬が重要になってくる想定ですから、必然とこの2頭が該当してくる形。

そして枠順だが、フィエールマンの3枠が中山になると仇になるかも知れないが、池添Jの捌き次第だが、去年のブラストワンピースのような騎乗をすれば、いいと思うのだが…イメージ的には。

フィエールマンが、中山コースをインで先行した数頭の脚が止まりだすと、前から止まってしまう可能性があり、脚質の並びからまさに3枠というのは危険な枠。

フィエールマンに関しては、外に持ち出す位置取りを前半から取れていれば問題ないだけに池添騎手の手腕がすべて。

逆に、ワールドプレミアは外寄りを追走しながら菊花賞とは真逆の位置取りになりそう。4角手前から外に持ち出して差す競馬になると思うので、フィエールマンよりは信頼性はこっちの方が高い。

最終的に前が止まる前提での予想になっており、力の違いでアーモンドアイが押し切ってしまう可能性もあるが、ここはワールドプレミアとフィエールマンに期待したい。

そして特に挙げなかったが、スワーヴリチャード。馬具を変えてチークピーシーズを着けて、ジャパンカップを快勝した事で、いい方向に向いた。このチークピーシーズは、レースの時にしか着けないと言っていたので、今回も良い方向に動くかと期待したい。

ということで、今年の有馬記念は…

◎7ワールドプレミア
◯5フィエールマン
▲ 2スワーヴリチャード
★9アーモンドアイ
△ 6リスグラシュー

①3連単 ワールドプレミア1着軸
7→⒌2.9.6→⒌⒉⒐⒍

②3連単 何もかも払拭させてアーモンド最強説の馬券

9→7.5.2.6→⒎⒌⒉⒍

③ワールドプレミアから馬連
⒎→⒉⒌⒍⒐

④上位5頭の3連複or3連単 ボックス
(3連複 10点) ⒉⒌⒍⒎⒐
(3連単 60点)⒉⒌⒍⒎⒐

それでは、良いお年をお迎えください!