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【全日本2歳優駿】吉原「2着かなという感じだった…」ヴァケーションが中央馬を撃破!
2019/12/18 21:22
12月18日、川崎競馬場で行われた交流G1・全日本2歳優駿は、5番人気に支持された地元川崎所属のヴァケーションが差し切って勝利した。逃げ粘るアイオライトをゴール寸前でとらえ、中央の強豪各馬をまとめてなぎ倒した。
全日本2歳優駿、勝利ジョッキーコメント
1着 ヴァケーション
吉原寛人騎手
「力のある馬だと前回乗って分かっていたので、馬のリズムで展開の向くのを待っていようということで、あまり追走にはこだわらないで走らせました。ちょっと距離もあったのでどうかな届かないかな、2着かなという感じだったんですけど、最後馬ももう一伸びしてくれて、ファンの方の声援も聞こえたのでそれがまた一押しになったかなと思います。短期で毎年お世話になっているこの川崎競馬場で地元の馬で、そして地方の馬でG1を勝てるっていうのがまた僕の目標だったので、それをこうして早くに達成出来て本当に馬と関係者の皆さま、ファンの皆さんには感謝しています。今日はご来場ありがとうございます!強いヴァケーションを見せられて本当に良かったと思います。これからも期待の大きい馬なので大きいところでまた勝てるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
18日、川崎競馬場で行われた11R・全日本2歳優駿(Jpn1・国際交流・2歳オープン・ダ1600m)で5番人気、吉原寛人騎乗、ヴァケーション(牡2・川崎・高月賢一)が快勝した。アタマ差の2着にアイオライト(牡2美浦・武藤善則)、3着にティーズダンク(牡2・浦和・水野貴史)が入った。勝ちタイムは1:41.9(稍重)。
1番人気で武豊騎乗、メイショウテンスイ(牡2・栗東・南井克巳)は4着、2番人気でM.デムーロ騎乗、テイエムサウスダン(牡2・栗東・飯田雄三)は5着敗退。
武豊メイショウテンスイは4着
川崎所属のヴァケーションが中央の強豪をなぎ倒した。レースでは激しい先行争いを見るように中団を追走し、3コーナー手前から徐々に進出。コーナーワークを利用して上手く前との差を詰めて行くと、直線入り口でも上手く内を捌いてスパートを開始した。鞍上の吉原寛人騎手の見事な手綱さばきでゴール寸前で逃げ粘ったアイオライトを捉えた。1番人気に支持された武豊騎乗のメイショウテンスイは4着に敗れた。
ヴァケーション 5戦4勝
(牡2・川崎・高月賢一)
父:エスポワールシチー
母:テンノベニバラ
母父:サッカーボーイ
馬主:大岸昌浩
生産者:前川隆範
【全着順】
1着 ヴァケーション
2着 アイオライト
3着 ティーズダンク
4着 メイショウテンスイ
5着 テイエムサウスダン
6着 モリノブレイク
7着 ゴールドビルダー
8着 イロゴトシ
9着 キメラヴェリテ
10着 ブリッグオドーン
11着 インペリシャブル
12着 トゥーナブロッサム
13着 ヴァンブルース