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【朝日杯FS】武豊「勝った馬が強かった」レース後ジョッキーコメント
2019/12/16 06:05
12月15日、阪神競馬場で行われたG1・朝日杯フューチュリティステークスは、1番人気に支持されたサリオスが無傷の3連勝を決めた。2着にはこのレース初勝利を目指した武豊騎手のタイセイビジョンが入り人気通りの決着となった。
朝日杯FS、レース後ジョッキーコメント
1着 サリオス
R.ムーア騎手
「良い馬に乗せて戴いて彼の勝利を皆さんに見せられて非常に嬉しいです。レースはスムーズに思い通りでした。好位にもつけられましたし、4コーナーで子供っぽさを見せましたが、最後の反応も良く他の馬を寄せつけませんでした。最後まで良く伸びてくれています。血統も良いですし、性格も頭もいい、体もだいぶ出来上がっているので明るい未来があると思います。今日みたいな走りを維持出来れば来年もいい活躍が出来ると思います」
2着 タイセイビジョン
武豊騎手
「思った通りの競馬は出来たのですが…勝った馬が強かったです。ペースも速く前は止まると思っていました。出来も良くマイルでも折り合いがつきました」
3着 グランレイ
池添謙一騎手
「後方からになりましたが展開が向きました。頭が高く、上へ上へという感じでしたが力のあるところを見せてくれました。これからの馬だと思いますし、来年がまた楽しみです」
4着 タガノビューティー
和田竜二騎手
「ゲートは出ましたし、展開もハマりました。能力も高く通用するものはあると思います」
5着 プリンスリターン
原田和真騎手
「被される場面もありスムーズさに欠けけましたが、最後にもう一度伸びてくれました」
7着 ビアンフェ
藤岡佑介騎手
「ゲートもスムーズでしたし、いいペースで運べました。頑張っています。来年に期待です」
8着 ラウダシオン
C.ルメール騎手
「16番ゲートから良い位置が取れました。直線では狭いところに入ってリズムとバランスが悪くなってしまいました。最後また伸びてくれましたが距離は少し長いのかもしれません」
9着 ウイングレイテスト
松岡正海騎手
「良いポジションを取れました。今日みたいなタフな競馬になると脆さがでました」
スミヨン「フォームがバラバラ」
10着 レッドベルジュール
C.スミヨン騎手
「フォームがバラバラでスムーズに走れていませんでした。スタートも良くなかったです」
11着 トリプルエース
W.ビュイック騎手
「時計が速かったですね。初めての強い相手でこれから期待したい」
16着 ペールエール
O.マーフィー騎手
「良いポジションは取れましたが、向こうのコーナーに入るところで止まるようなところがありました。理由はよく分かりませんがとても残念です」
レース結果、詳細は下記のとおり。
15日、阪神競馬場で行われた11R・朝日杯フューチュリティステークス(G1・2歳オープン・芝1600m)で1番人気、R.ムーア騎乗、サリオス(牡2・美浦・堀宣行)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のタイセイビジョン(牡2・栗東・西村真幸)、3着にグランレイ(牡2・栗東・池添学)が入った。勝ちタイムは1:33.0(良)。
武豊は2着でまたしても勝てず
1番人気に支持されたサリオスが好位から抜け出して無傷の3連勝、圧倒的な強さで2歳王者となった。レースでは45秒台のハイペースで進む中、3、4番手で流れに乗り直線へ。直線半ばから抜け出しを図る中、このレース初勝利を目指す武豊騎手のタイセイビジョンが一気に差し脚を伸ばして来た。並びかけるかというところでさらに突き放してサリオスが見事に勝利を飾った。
サリオス 3戦3勝
(牡2・美浦・堀宣行)
父:ハーツクライ
母:サロミナ
母父:Lomitas
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 サリオス
2着 タイセイビジョン
3着 グランレイ
4着 タガノビューティー
5着 プリンスリターン
6着 ジュンライトボルト
7着 ビアンフェ
8着 ラウダシオン
9着 ウイングレイテスト
10着 レッドベルジュール
11着 トリプルエース
12着 カリニート
13着 マイネルグリット
14着 エグレムニ
15着 メイショウチタン
16着 ペールエール