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【武豊日記】ボクにとっての大一番
2019/11/21 22:12
週初めに栗東トレーニングセンターの開設50周年の記念式典が行われました。騎手会長として乾杯の音頭を取らせていただき、「ボクはトレセンと同い年」という話をしたのですが、これが好反応。実は周年の行事があるたびに使わせてもらっているネタなのですが、それだけ出席されているメンバーが違うということなのでしょう。これなら60周年のときも同じ挨拶で大丈夫ですね(笑)
真面目な話。ボクが生まれたときに栗東に調教施設ができて、そのときは京都競馬場がある淀で暮していましたが、3歳のときに家族ごと栗東トレセンの武田作十郎厩舎に越してきて、10歳まで自宅はそこでした。ですから、本当に栗東トレセンは庭みたいなもの。50周年に感慨深いものは当然あります。
さて、今週はジャパンカップ。外国馬がゼロになってしまったことなど、思うところはありますが、まずは今回の相棒マカヒキの復活に力を注ぐつもりです。
その前に、土曜日の京都2歳Sがボクにとっての大一番。騎乗するマイラプソディは将来的にも期待が大きい馬ですから、できれば通過点にしたいところです。とはいえ、重賞ですからパッと見ても手強い相手揃い。クラシックに向けての厳しい戦いはもう始まっています。
(C)武豊オフィシャルサイト