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【JBCスプリント】菜七子「悔しいに尽きる」初G1勝利は持ち越し

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2019/11/4 22:15

 藤田菜七子騎手のコパノキッキングが直線で先頭に躍り出るとスタンドは大歓声に包まれた。勝負どころから早め先頭の競馬で押し切るかと思われたところで、ブルドックボスの強襲に遭い惜しい2着。レースを終えた藤田菜七子騎手は「悔しいです。その一言に尽きます」と無念の表情でレースを振り返った。

2着 コパノキッキング
藤田菜七子騎手
「ゲートはかなり待たされたんですけど、今回しっかり出てくれてそれはすごく良かったと思います。手応えも抜群にありましたし、向正面過ぎたあたりから馬が自分でハミを取っていってくれていたので、そこをなるべく邪魔しないように少し抑えつつ、あまり邪魔し過ぎないようにというのは意識して乗っていました。本当にとても悔しいです。こうしてチャンスのある馬に引き続き乗せていただいて勝てなかったのはとても悔しいですし、もうその一言ですね」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 4日、浦和競馬場で行われた9R・JBCスプリント(Jpn1・3歳上オープン・ダ1400m)で6番人気、御神本訓史騎乗、ブルドッグボス(牡7・浦和・小久保智)が快勝した。クビ差の2着に2番人気のコパノキッキング(せん4・栗東・村山明)、3着にトロヴァオ(牡6・大井・荒山勝徳)が入った。勝ちタイムは1:24.9(重)。

 1番人気で福永祐一騎乗、ミスターメロディ(牡4・栗東・藤原英昭)は、6着敗退。

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藤田菜七子のG1初制覇を阻止

 6番人気で浦和競馬所属のブルドッグボスがゴール寸前で先に抜け出したコパノキッキングを差し切り嬉しい交流G1制覇を飾った。直線入り口では藤田菜七子騎乗のコパノキッキングが先頭に立ちスタンドは大歓声に包まれたが、その後ろから虎視眈々と前を伺っていた。同馬は鋭く末脚を伸ばしてゴール寸前で藤田菜七子のG1初制覇を阻止した。

ブルドッグボス 36戦11勝
(牡7・浦和・小久保智)
父:ダイワメジャー
母:リファールカンヌ
母父:デインヒル
馬主:HimRockRac
生産者:鮫川啓一

【全着順】
1着 ブルドッグボス
2着 コパノキッキング
3着 トロヴァオ
4着 ノボバカラ
5着 ノブワイルド
6着 ミスターメロディ
7着 ショコラブラン
8着 ドリームドルチェ
9着 メイショウアイアン
10着 ファンタジスト
11着 サクセスエナジー
12着 ジョーストリクトリ