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【JBCレディスクラシック】長谷川師「今までで1番叫んだ」ヤマニンアンプリメでG1初制覇!

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2019/11/4 22:16

(C)Yushi Machida

 11月4日、浦和競馬場で行われた、交流G1・JBCレディスクラシックで、3番人気のヤマニンアンプリメが中団から末脚を伸ばしてV。鞍上の武豊騎手は、この勝利で交流G1を完全制覇となった。

JBCレディスクラシック、関係者コメント
1着 ヤマニンアンプリメ
長谷川浩大調教師
「本当に嬉しいですしホッとしたというか感謝の気持ちでいっぱいです。昨日も少し雨降ったのでそういう中でちょっとやっぱり展開的には前走もそうでしたけど、ちょっと難しい部分はあるなと思っていたんですけど、武豊ジョッキーが本当に良いスタートをきってくださって、その中で冷静にレースを読んでくださったので安心して見ていられました。(ヤマニンアンプリメは)少し興奮しやすいところもあるので、そういう面では少しゲートが安定しないところもあるという話だけ(武騎手と)しました。それ以外は特に注文もなかったので。(直線は)本当に今までで一番叫んだくらい本当に交わしてくれ、頑張ってくれという気持ちで見ていました。(馬の状態は)前走後、中間挟んで良い調教も出来ましたし、自信の持てる仕上がりだったので、あとはもう一生懸命頑張ってくれということを願うばかりでした。まだまだこれから一生懸命走ってくれると思いますので、この激しいレースの疲れをしっかり取って、オーナーと相談して次走に向けて考えていきたいなと思います。今年も数多く走ってきましたし、しっかり疲れを取ってあげたいということもあるので、次走は未定です。中村均調教師の弟子として調教助手の頃からヤマニンアンプリメに携わってきましたし、そういう意味では本当に感慨深いものもありますし、中村先生に良い報告が出来るんじゃんないかなと思います」

武豊「アメリカから駆けつけて…」

武豊騎手
「非常に嬉しいです。ここに来るまでは忘れていたんですけど、これ勝つと交流G1の完全制覇だよと言われまして、尚更勝ちたいなと思いました。まずは完全制覇出来たので、来年もそれにトライしたいですね。初めて騎乗させていただいたんですが、状態の良さは返し馬で伝わってきましたし、非常に良い仕上がりだと思って、あとは展開をしっかり見ながら乗ろうと思いました。馬も二度目ということで非常に冷静に走ってくれました。今年のJBCは浦和で開催させるということで本当に多くのファンがここに詰めかけてくださって、僕もアメリカから駆けつけて間に合って良かったです。僕自身も次のスプリントも騎乗してますし、初の浦和でのJBC開催ということでなんとかジョッキー一丸となって良いレースを見せようと思っていますので、皆さんもぜひ楽しんでいってください」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 4日、浦和競馬場で行われた8R・JBCレディスクラシック(Jpn1・3歳上オープン・牝・ダ1400m)で3番人気、武豊騎乗、ヤマニンアンプリメ(牝5・栗東・長谷川浩大)が快勝した。2馬身差の2着に2番人気のゴールドクイーン(牝4・栗東・坂口智康)、3着に1番人気のファッショニスタ(牝5・栗東・安田隆行)が入った。勝ちタイムは1:24.5(重)。

 なお、1番モンペルデュは落馬のため競走中止となっている。

武豊「このレースを勝てば交流G1完全制覇と聞いていました」

 3番人気に支持された武豊騎乗のヤマニンアンプリメが直線でゴールドクイーンを競り落として見事に勝利を飾った。鞍上の武豊騎手はこの勝利で交流G1完全制覇となり、「このレースを勝てば交流G1完全制覇と聞いていました」と意識していたことを語った。また、MCから来年からJBCに新たなカテゴリーが増えることをきかされると、「来年も完全制覇にトライしたい」と豊富も語った。

ヤマニンアンプリメ 29戦9勝
(牝5・栗東・長谷川浩大)
父:シニスターミニスター
母:ヤマニンエリプス
母父:サンデーサイレンス
馬主:土井肇
生産者:廣田伉助

【全着順】
1着 ヤマニンアンプリメ
2着 ゴールドクイーン
3着 ファッショニスタ
4着 ラーゴブルー
5着 ミッシングリンク
6着 レッツゴードンキ
7着 サラーブ
8着 アップトゥユー
9着 ストロングハート
10着 ミッキーオフィサー
11着 タイセイラナキラ
(競走中止)モンペルデュ