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【アルゼンチン共和国杯】福永「流れも向かない中で…」レース後ジョッキーコメント
2019/11/4 08:05
11月3日、東京競馬場で行われたG2・アルゼンチン共和国杯は、2番人気に支持されたムイトオブリガードが3番手から抜け出して嬉しい重賞初制覇を飾った。障害との二刀流、オジュウチョウサンは果敢に先手を奪うも12着に大敗した。
アルゼンチン共和国杯、レース後ジョッキーコメント
1着 ムイトオブリガード
横山典弘騎手
「描いた通りのレースでしたね。1頭になるとフワフワするところもあるんですけど、今日は余力いっぱいできたのでけっこう一生懸命走ってくれました。ちょっと我が強いところが厩務員さんを手こずらせるとか、乗り手の指示に頑固なところがあるんですけど、その辺を注意してくれって言ったら随分上手になだめてくれたみたいで成長しましたね。乗っていても楽でしたね。このまま順調にいってもらいたいです。頑張りました。ありがとうございました」
2着 タイセイトレイル
戸崎圭太騎手
「レース前は前目のポジションで我慢する競馬をイメージしていたのですが、前の馬が速くあの位置からになりました。少し力んでいましたがよく伸びていましたし、安定して走ってくれます」
3着 アフリカンゴールド
C.ルメール騎手
「ちょっと引っかかりました。向正面でリラックス出来たけどラスト50メートルはバテました。もう少しリラックスしてればゴールまで伸びたと思います。この距離で重賞勝てそうです」
4着 ルックトゥワイス
福永祐一騎手
「スタートはうまく切ってくれました。前半急かさず自然とあの位置からで、この馬のスタイル。流れも向かない中で最後よく伸びてきてくれた。改めて力はあるなと思います」
5着 トラストケンシン
三浦皇成騎手
「枠が内ならもっと上位に来れたかもしれません。楽しみな馬です」
6着 ポポカテペトル
北村宏司騎手
「もう少し流れてくれればしぶとさを生かせた。それでも直線はがんばってくれたし、展開次第なのかな…」
9着 ハッピーグリン
池添謙一騎手
「返し馬のフットワークは良かったです。ペースが遅くて上がりの競馬になりました。若干距離が長いかなと思います。これからの成長に期待はしたいですね」
11着 アイスバブル
浜中俊騎手
「ヨーイドンの戦いは合わないし、ゲートでジャンプしました」
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松岡「進んで行かなくなった」
12着 オジュウチョウサン
松岡正海騎手
「ハナにいったのが初めて。ふわふわして、途中から進んでいかなくなった。戸惑っていたのかスピードも上がらなくなりました…。中団からまくっていくのが良いのかもしれません」
和田正一郎調教師
「行きっぷりがいまひとつでペースが上げられなかったようです。前に目標がいないと行く気がそがれてしまうのかもしれないです…今後についてはオーナーと馬の状態を見て決めます」
レース結果、詳細は下記のとおり。
3日、東京競馬場で行われた11R・アルゼンチン共和国杯(G2・3歳上オープン・ハンデ・芝2500m)で2番人気、横山典弘騎乗、ムイトオブリガード(牡5・栗東・角田晃一)が快勝した。1.1/4馬身差の2着にタイセイトレイル(牡4・栗東・矢作芳人)、3着に1番人気のアフリカンゴールド(せん4・栗東・西園正都)が入った。勝ちタイムは2:31.5(良)。
ルーラーシップ産駒 ムイトオブリガード
2番人気に支持されたムイトオブリガードが直線で内から抜け出して嬉しい重賞初制覇を飾った。スタートから3番手のポジションで虎視眈々と脚を溜めると、直線では空いたうちのスペースから早め先頭に。長くいい脚を使い最後までしっかりと伸びた。
ムイトオブリガード 21戦6勝
(牡5・栗東・角田晃一)
父:ルーラーシップ
母:ピサノグラフ
母父:サンデーサイレンス
馬主:市川義美ホールディングス
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ムイトオブリガード
2着 タイセイトレイル
3着 アフリカンゴールド
4着 ルックトゥワイス
5着 トラストケンシン
6着 ポポカテペトル
7着 パリンジェネシス
8着 ノーブルマーズ
9着 ハッピーグリン
10着 ウインテンダネス
11着 アイスバブル
12着 オジュウチョウサン
13着 マコトガラハッド