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【京王杯2歳S】スミヨン「オープンくらいなら通用する」レース後ジョッキーコメント

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2019/11/3 08:05

 11月2日、東京競馬場で行われたG2・京王杯2歳ステークスは、1番人気に支持されたタイセイビジョンが嬉しい重賞制覇を飾った。前半は行きたがる様子を見せたが鞍上のルメール騎手がなだめながらレースを進め、直線では外目から末脚を伸ばして見事に差し切りを見せた。

京王杯2歳ステークス、レース後ジョッキーコメント
1着 タイセイビジョン
C.ルメール騎手
「今日のスタートはとても良かったです。だからちょっとかかりました。コントロールはけっこう難しかったですけど、3、4コーナーでリラックスすることが出来て最後は良い脚を出してくれました。(2歳のG1距離伸びますけどどうでしょうか?)リラックスしたら絶対1600mにいけると思いますね。次のレースではもっとリラックスして走ることが出来ると思います」

西村真幸調教師
「函館2歳ステークスの後、ルメール騎手からもう少し距離の長い直線の長いコースの方がいいとアドバイスありました。元々気持ちが前向きのところがあるのでその点が今後の課題になると思います。次走はオーナーと相談して決めます」

2着 ビアンフェ
藤岡佑介騎手
「前回はスタートが課題でしたが、今日はいいスタートを切れました。初モノづくしのなか、よく粘ってくれたと思います。馬体増は成長分でしょう」

3着 ヴァルナ
C.スミヨン騎手
「掛かると聞いていましたが、全然そんなことはなかったです。むしろフワッとしたりして、子供っぽい面を見せていました。スパッとは切れず、勝った馬も強かったですが、この馬もオープンくらいならば通用する馬で
す」

4着 グランチェイサー
田辺裕信騎手
「枠が良かったですね。道中もスムーズに運んで粘ってくれました。精神状態も良かったと思います」

菜七子「ジリジリと伸びてくれた」

5着 グレイトホーン
藤田菜七子騎手
「いつもよりテンションが高くてイレ込みがキツかったです。ゲートも今までは大人しかったのですが、今日はうるさくてタイミングが合いませんでした。それでもレースでは千四の距離に対応して、ジリジリと伸びてくれました」

9着 マイネルグリット
国分優作騎手
「何とか勝ちたかったのですが申し訳ない気持ちです。この経験が次につながってくれれば…」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 2日、東京競馬場で行われた11R・京王杯2歳ステークス(G2・2歳オープン・芝1400m)で1番人気、C.ルメール騎乗、タイセイビジョン(牡2・栗東・西村真幸)が快勝した。2馬身差の2着にビアンフェ(牡2・栗東・中竹和也)、3着にヴァルナ(牡2・栗東・寺島良)が入った。勝ちタイムは1:20.8のレコード(良)。

 2番人気で国分優作騎乗、マイネルグリット(牡2・栗東・吉田直弘)は、9着敗退。

タートルボウル産駒 タイセイビジョン

 函館2歳ステークスで2着だったタイセイビジョンが1番人気の支持に応えて嬉しい重賞初制覇を飾った。レースでは五分のスタートから中団の外目で流れに乗る展開に。軽快なラップでレースは進み直線へ向くと、最後は流す余裕を見せての完勝。強い勝ちっぷりだった。

タイセイビジョン 3戦2勝
(牡2・栗東・西村真幸)
父:タートルボウル
母:ソムニア
母父:スペシャルウィーク
馬主:田中成奉
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 タイセイビジョン
2着 ビアンフェ
3着 ヴァルナ
4着 グランチェイサー
5着 グレイトホーン
6着 カップッチョ
7着 カイトレッド
8着 セイラブミー
9着 マイネルグリット
10着 アポロニケ