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【西内荘コラム】帝王賞2着ウィザード今度こそ!!
2019/11/2 14:12
1ヶ月ぶりに北海道の牧場で装蹄をしてきました。前回から少し間隔があったので、その間の当歳馬や1歳馬の成長の早さに驚くばかり。当然のことながら馬体の成長に伴い肢勢、蹄形にも変化があるので個々に矯正しつつの装蹄でした。3日間の牧場巡りで車の走行距離が約900キロだから北海道の広さがおわかりでしょうか。道すがら紅葉が真っ盛りで得をした気分。春は桜、秋は紅葉。落葉樹が織り成す美観は日本人の胸に響きます。北海道と関西では満開の桜の花見と秋の紅葉に秋時間差があるので行ったり来たりする私は2度、楽しんでいます。その北海道は朝方の気温が1度、と冷え込みましたが、装蹄中はエネルギーを使うので上着は半袖で十分。
翌週以降はG1のオンパレード。蹄鉄の種類はたくさんあり馬や馬場にあった蹄鉄をチョイスすることが大事。それは装蹄師でしか味わえないだいご味でもあります。週明けの月曜に行われるJBC競走のクラシックでは担当馬のチュウワウィザードが抜群の感触。10月の南部杯の担当馬サンライズノヴァに続いてのG1勝利を期待します。