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【天皇賞・秋】福永「本音を言えばもう一列前で…」ダービー馬ワグネリアンは追い込み届かず5着

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2019/10/27 22:15

 ワグネリアンの鞍上、福永祐一騎手は悔しそうな表情でレースを振り返った。レースでは外枠の影響もあり後方からの展開に。上手く馬群の中をさばき、勝負どころからポジションをあげていったが、2着争いの一団に加わるのが精一杯だった。

5着 ワグネリアン
福永祐一騎手
「本音を言えばもう一列前で競馬したかったです。あのポジションでリラックスして脚も溜まっていました。最後追い詰めてくれただけに悔しいです。入れ込みはいつもよりキツイくらいでしたが、返し馬の感じもよかった。もう少しでしたし頑張ってくれた」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 27日、東京競馬場で行われた11R・天皇賞・秋(G1・3歳上オープン・芝2000m)で1番人気、C.ルメール騎乗、アーモンドアイ(牝4・美浦・国枝栄)が快勝した。3馬身差の2着にダノンプレミアム(牡4・栗東・中内田充正)、3着にアエロリット(牝5・美浦・菊沢隆徳)が入った。勝ちタイムは1:56.2(良)。

 2番人気でC.スミヨン騎乗、サートゥルナーリア(牡3・栗東・角居勝彦)は、6着敗退。

【天皇賞・秋】スミヨン「自分だけが引っ張っている状態…」サートゥルナーリアは6着敗退

現役最強馬が秋初戦を制する

 G1馬が10頭参戦の超豪華メンバーで行われた「天皇陛下御即位慶祝 天皇賞・秋」は、現役最強のアーモンドアイが圧倒的人気に応えてG1、6勝目の勝利を飾った。春の安田記念ではスタート直後の不利でタイム差無しの3着。6月以来の実戦となったが馬体は完璧に仕上がっていた。レースでは内枠からラチ沿いでロスなく進め、直線では最内を突いて突き抜けた。ゴール前、後方を振り返って勝利を確信したルメール騎手は早々とガッツポーズ。他馬を圧倒した完璧な走りを見せた。

アーモンドアイ 10戦8勝
(牝4・美浦・国枝栄)
父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ
母父:サンデーサイレンス
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 アーモンドアイ
2着 ダノンプレミアム
3着 アエロリット
4着 ユーキャンスマイル
5着 ワグネリアン
6着 サートゥルナーリア
7着 スワーヴリチャード
8着 ウインブライト
9着 ケイアイノーテック
10着 マカヒキ
11着 ゴーフォザサミット
12着 スティッフェリオ
13着 カデナ
14着 アルアイン
15着 ランフォザローゼス
16着 ドレッドノータス