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【セントウルS】武豊「いつもの走りでは…」レース後ジョッキーコメント

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2019/9/9 06:07

 9月8日、阪神競馬場で行われたG2・セントウルステークスは、一番人気に支持されたタワーオブロンドンが圧巻のレコードV。春のスプリント王者、ミスターメロディを倒してスプリント能力の高さを見せつけた。

セントウルステークス、レース後ジョッキーコメント
1着 タワーオブロンドン
C.ルメール騎手
「めちゃくちゃ強かったです。この馬でずっと自信ありました。最初から能力を発揮しました。ボディとかスプリントっぽいっと思ったので、今年から1200mのレースで使っています。この間の札幌の1200mは初めてでしたので経験がまだありませんでしたけど、今日はすごく良かったです。スタートはそんなに早くなかったけど、すぐにハミを取りました。3.4コーナーですごく走りたくて、ペースはちょうど良かったと思います。直線で勝つ自信があり、すごく良い脚を使いました。今日は楽勝でしたので、上のクラスにいけると思います」

2着 ファンタジスト
和田竜二騎手
「速い時計にも対応してくれましたし、1200mなら見劣りしないと思います」

3着 イベリス
浜中俊騎手
「古馬相手でも通用しましたし、これから先に期待が出来るとと思います」

4着 ペイシャフェリシタ
幸英明騎手
「上手くさばけたら2着はあったかもしれません。勿体ないレースになってしまいました」

5着 キングハート
小崎綾也騎手
「馬場と枠が味方してくれました。4角での雰囲気も良かったです」

6着 ダイメイプリンセス
川田将雅騎手
「4コーナーでは反応がなかったのですが、ゴール前はまた動いてくれました」

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武豊「本来の姿の一歩手前」

7着 マテラスカイ
武豊騎手
「芝がというより、何かいつもの走りではありませんでした。ダッシュに関してもダートのレースと芝スタートを比較しても良くなかったと思います。本来の姿の手前という感じでした」

8着 ミスターメロディ
福永祐一騎手
「ポジションはイメージ通りでしたが、追って伸びがありませんでした。勝ち馬は強かったですが、2着馬を見るかたちで進んでいて粘れなかったのが残念です」

13着 アンヴァル
藤岡康太騎手
「行き脚がつかず、勝負どころでもこの馬らしい反応が見られませんでした」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 8日、阪神競馬場で行われた11R・セントウルステークス(G2・3歳上オープン・芝1200m)で1番人気、C.ルメール騎乗、タワーオブロンドン(牡4・美浦・藤沢和雄)が快勝した。3馬身差の2着にファンタジスト(牡3・栗東・梅田智之)、3着にイベリス(牝3・栗東・角田晃一)が入った。勝ちタイムは1:06.7のレコード(良)。

 2番人気で福永祐一騎乗、ミスターメロディ(牡4・栗東・藤原英昭)は、8着敗退。

3馬身差レコードV!

 中一週で挑んだタワーオブロンドンが圧倒的な強さを見せつけて、スプリンターズステークスへ向けて視界良好だ。レースでは後方から先行争いを見ながら虎視眈眈と折り合いをつけ、直線半ばであっという間に先行各馬を捉えて突き放した。レコードVのオマケもついての完勝。前走後、ルメール騎手は「スプリンターだと思っていた」と語っており、それを自らの手で証明する形となった。

タワーオブロンドン 13戦6勝
(牡4・美浦・藤沢和雄)
父:Raven’s Pass
母:スノーパイン
母父:Dalakhani
馬主:ゴドルフィン
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム

【全着順】
1着 タワーオブロンドン
2着 ファンタジスト
3着 イベリス
4着 ペイシャフェリシタ
5着 キングハート
6着 ダイメイプリンセス
7着 マテラスカイ
8着 ミスターメロディ
9着 モーニン
10着 カイザーメランジェ
11着 ラブカンプー
12着 タマモブリリアン
13着 アンヴァル