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【紫苑S】津村「ハミを噛んだ」レース後ジョッキーコメント

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2019/9/8 08:10

 9月7日、中山競馬場で行われたG3・紫苑ステークスは、2番人気のパッシングスルーが外から伸びて、2着とハナ差の激戦を制した。1番人気に支持されたカレンブーケドールは直線で一旦先頭に立つも3着まで。

紫苑ステークス、レース後ジョッキーコメント
1着 パッシングスルー
戸崎圭太騎手
「レース終わってから勝ったかなと思ったんですけど、あがってきてレース映像見たらヒヤヒヤものですね。大外でしたので、どういう形になるかなと思ったんですけど、スタートも良く二の足もついていたのでスムーズな競馬ということで3番手になりましたけど、その後も終始手応えも良かったですし、自分の馬の仕掛けどころを間違わなければなという感じでした。とても乗りやすくて、牝馬のわりにもパワーも力もあるような感じなので本当に楽しみな馬だなと思いますね。(G1)も期待してもらいたいと思います」

黒岩陽一調教師
「思い描いた調整が出来ましたし、競馬場でも落ち着いていたので自信をもって送り出せました。この後は天栄に向かいます。次走は慎重に馬の様子を見ながら決めたいと思います」

2着 フェアリーポルカ
三浦皇成騎手
「上手く行ったと思いました。追い出しを待たされてその分ですね…」

3着 カレンブーケドール
津村明秀騎手
「ゲートを出てトモを落としました。そこから出して行ったら噛んでしまった。
(ハミが)抜けてれば違ったと思います。叩いて次は良くなると思います」

4着 レッドベルディエス
C.ルメール 騎手
「スタートで後手に回ってしまいました。開幕週の馬場で前有利でした。もう少しペースが流れてくれれば…。脚は溜められなかったけど最後まで伸びてくれて、重賞のメンバーでも健闘はしてくれました」

5着 フィリアプーラ
丸山元気騎手
「今日はいつもよりポジションを取りに行って次に繋がる内容のレースが出来たと思います」

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菜七子「リズムを大事に乗りました」

9着 スパークオブライフ
藤田菜七子騎手
「リズムを大事に乗りました。この相手でも頑張ってくれました」

10着 グラディーヴァ
M.デムーロ騎手
「良い競馬は出来ていたと思いますが、最後気持ちがなくなってしまいました。久しぶりはよくないのかもしれません。1回使ってまた良くなると思います」

11着 アップライトスピン
田辺裕信騎手
「真面目でいい走りをする」

14着 レオンドーロ
柴田大知
「ゴチャゴチャしたとこもあり、上手く対応できなかった。時計のかかる良馬場が理想」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 7日、中山競馬場で行われた11R・紫苑ステークス(G3・3歳オープン・牝・芝2000m)で2番人気、戸崎圭太騎乗、パッシングスルー(牝3・美浦・黒岩陽一)が快勝した。ハナ差の2着にフェアリーポルカ(牝3・栗東・西村真幸)、3着に1番人気のカレンブーケドール(牝3・美浦・国枝栄)が入った。勝ちタイムは1:58.3(良)。このレースは、1着パッシングスルー、2着フェアリーポルカ、3着カレンブーケドールに10月13日に京都競馬場で行われる秋華賞の優先出走権が与えられる。

ルーラーシップ産駒 パッシングスルー

 ゴール前の大激戦制したのは戸崎圭太とパッシングスルーだった。外目からスムーズに先行したパッシングスルーは3番手のポジションにスッとつけて、ゆったりとしたペースの中折り合い良く追走。直線では1番人気のカレンブーケドールを目掛けた攻防となり、ラストは内から来たフェアリーポルカ、外からパッシングスルーの写真判定の結果、パッシングスルーに軍配が上がった。

パッシングスルー 5戦3勝
(牝3・美浦・黒岩陽一)
父:ルーラーシップ
母:マイティースルー
母父:クロフネ
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 パッシングスルー
2着 フェアリーポルカ
3着 カレンブーケドール
4着 レッドベルディエス
5着 フィリアプーラ
6着 ローズテソーロ
7着 エアジーン
8着 クールウォーター
9着 スパークオブライフ
10着 グラディーヴァ
11着 アップライトスピン
12着 メイクハッピー
13着 トーセンガーネット
14着 レオンドーロ
15着 ウエスタンランポ