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【クラスターC】武豊「ゴールであ〜というため息が聞こえた(笑)」レース後ジョッキーコメント

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2019/8/12 22:20

(C)Yushi Machida

 8月12日、盛岡競馬場で行われた交流G3・クラスターカップは2番人気に支持されたヤマニンアンプリメがゴール前で逃げるヒロシゲゴールドを捉えて交流重賞連勝を決めた。1番人気に支持された藤田菜七子騎乗のコパノキッキングは直線半ばまで見せ場を作るも遅れを取り3着敗退となった。

クラスターカップ、レース後ジョッキーコメント
1着 ヤマニンアンプリメ
岩田康誠騎手
「菜七子ちゃんが勝つ予定だったんですけどすいません。邪魔してしまって申し訳ございませんでした(笑) (中段ぐらい控えるのは)いつものかたちなんですけど、今日は長距離輸送でちょっと入れ込んでいて、ゲートだとかもすごい不安だったんですけど上手いこと展開もはまってくれたと思います。1走1走本当に力をつけて馬体も良くなっていますし、走り方もパワーを付けているなという印象ですね。もっともっと大きいレースもチャレンジしていける馬だなと思いますし頑張ってほしいと思います。今後とも頑張りますので応援よろしくお願いします。今日はすいませんでした(笑)」

2着 ヒロシゲゴールド
武豊騎手
「おじさん2人が空気読まずにすいません(笑)スタートが悪かったですね。今回の方が状態が良かったのですが、2人に来られたから息が入らなかった。スピードがあるのでどこかでチャンスはあると思います。(コパノが2番手に来ていましたが?)スタートで出たのは見えたがコパノが来るとは思わなかった。ゴールで「あ〜」って溜息が聞こえましたよ(笑)俺じゃなくてよかった(笑)」

【クラスターC】藤田菜七子「思ったより伸びなかった」重賞初制覇ならず3着敗退

藤田菜七子「思ったより伸びなかった」

(C)Yushi Machida

3着 コパノキッキング
藤田菜七子騎手
(前に行かれましたけど)
ゲート出たら前に行こうと思っていたので今日はちゃんと出てくれましたし、良い位置には付けれたのかなと思っています。

(道中の感じはいかがでしたか?)
道中も手応え良く回って来れたと思いますし、前の逃げていた馬もしっかりマーク出来て、道中の感じは良いのかなと思っていたんですけど。

(休み明けがありそうな感じでしたか?)
狭くなったところもあったんですけど、それでもちょっと…4コーナーの手応えからはもうひと伸びするかなという手応えはあったんですけど、ちょっと思ったより伸びなかったのは、ちょっと分からないです。

(パドックでちょっとテンションが高かったように感じたのですが?)
元々そんなに落ち着いている馬ではないのでそれは厩務員さんとも話してテンションの感じは許容範囲かなという感じです。

(狭まってなかったら最後そこでまた伸びていたかどうかは…)
狭くなった時点でそこまでの(伸びる)脚はなかったので、あまり変わらないと思います。(外からヤマニンアンプリメが被せてきた)その場面で狭くなったので、ちょっと私も引かなきゃいけないところはあったんですけど、でもそれまでの手応えの感じからみても、もっと伸びてこれるかなと思っていたんですけど…。

(今日出していったことの評価良かったのか、今後差し馬なのかどうでしょうか?)
難しいところだと思うんですけど、その辺も含めて村山調教師とオーナーのコパさんとも話したいなとは思っています。

(広いコースでじっくり行った方が使えるのかなという感じもしたけれど?)
ちょっとまだ掴みきれてなくて分からないですね。盛岡もコース的に前が有利ですし、前に付けれたら絶対前に付けたいなというのは思っていたので、前には行けたんですけど、逃げ馬もかわせなかったですし。

(レース前、コパさんと何か話しましたか?)
レースについての話しはしました。

(それは出たらやっぱり前に行こうという?)
そうですね。出たら前に行って、もし前回のように出遅れたらそれはそれで腹くくって行こうというのは話していて、今日はゲート出てくれたので。

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12日、盛岡競馬場で行われた10R・クラスターカップ(Jpn3・3歳上オープン・ダ1200m)で2番人気、岩田康誠騎乗、ヤマニンアンプリメ(牝5・栗東・長谷川浩大)が快勝した。1馬身差の2着にヒロシゲゴールド(牡4・栗東・北出成人)、3着に1番人気のコパノキッキング(せん4・栗東・村山明)が入った。勝ちタイムは1:09.1(良)。

交流重賞連勝のヤマニンアンプリメ

 上位人気3頭の争いをゴール前で制したのはヤマニンアンプリメだった。直線半ばではヒロシゲゴールド、コパノキッキングをめがけて外からねじ伏せるような差し切りV。前走の北海道スプリントカップに続き交流重賞連勝となり、今後のダートスプリント戦線で主役を張れる存在と言えそうだ。

ヤマニンアンプリメ 27戦8勝
(牝5・栗東・長谷川浩大)
父:シニスターミニスター
母:ヤマニンエリプス
母父:サンデーサイレンス
馬主:土井肇
生産者:廣田伉助

【全着順】
1着 ヤマニンアンプリメ
2着 ヒロシゲゴールド
3着 コパノキッキング
4着 アシャカダイキ
5着 ブルドッグボス
6着 ショコラブラン
7着 メイショウアイアン
8着 ノボバカラ
9着 ラブバレット
10着 ポッドジョイ
11着 シャドウパーティー
12着 メイショウオセアン
13着 ミスティカル
14着 イッセイイチダイ