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【小倉記念】武豊「手応えが無くなった」レース後ジョッキーコメント
2019/8/5 06:10
8月4日、小倉競馬場で行われたG3・小倉記念は1番人気のメールドグラースが大外から差し切って優勝。トップハンデも苦にすることなく他馬をねじ伏せるような差し切りを見せた。2番人気に支持されたアイスストームは見せ場なく11着敗退となった。
小倉記念、レース後ジョッキーコメント
1着 メールドグラース
川田将雅騎手
「ちょっと変な格好したのでその分良いスタートをきることが出来なかったんですけど、その後は人気馬を目の前にみるかたちでスムーズに進められてきたんじゃないかなと思います。馬群がけっこう密集するかたちになって大外しか行くところがなかったので外を選択したんですけど、これだけ4連勝でここまできましたし、馬もすごく自信を持って走っている感じがありましたので、本当に馬の能力で勝てたレースだったなと思います。条件クラスの時はもうちょっとこう能力を出すことが難しいところがあったんですけど、勝ったことによって馬が自信をつけて、勝ち続けることによって更にその能力を自分で出そうとしてくれている感じがあるので、その分今日も楽な競馬ではなかったんですけど、馬自身が頑張って勝ちきってくれたなという印象です。毎週末たくさん良い馬に乗せていただいて、これだけの数字を勝たせていただいていることが有り難く思いますし、こうして良いチャンスを頂きましたから馬が勝ってくれてホッとしていますし、暑い小倉ですけど是非競馬場に足を運んでいただいて見てもらえたらなと思います」
2着 カデナ
北村友一騎手
「以前乗った時とは全然違いました。脚が溜まったら溜まった分だけ良い脚を使ってくれました。勝負所で楽に上がって行けましたし、馬が良くなっていると思います」
3着 ノーブルマーズ
高倉稜騎手
「メールドグラースの末脚が凄いのは分かっていましたが、少しでも前で流れに乗れればと思っていました。3番手でスムーズに運べましたし、この馬の脚は使ってくれました。力は出してくれました」
4着 タニノフランケル
松若風馬騎手
「理想としては逃げたかったのですが、出足がつかずああいう競馬になりました。手応えの割に頑張ってくれました」
5着 クリノヤマトノオー
和田竜二騎手
「レースぶりは良かったですし、突き抜けるかもと思ったのですが、手応えの割にはじけませんでした」
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福永「上手く立ち回ってたのですが…」
7着 アイスバブル
福永祐一騎手
「やりたい競馬出来ました。促してはいたけどついていけなかった。最後まで止まってはいないし、上手く立ち回ってたのですが…」
8着 レトロロック
松山弘平騎手
「ペースが落ち着いてしまい窮屈な競馬になってしまいました。もう少し流れてくれたら良かったのですが」
11着 アイスストーム
武豊騎手
「良い位置を取れましたし、流れに乗れ悪くはなかったのですが、4コーナーで手応えがなくなってしまいました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
4日、小倉競馬場で行われた11R・小倉記念(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝2000m)で1番人気、川田将雅騎乗、メールドグラース(牡4・栗東・清水久詞)が快勝した。クビ差の2着にカデナ(牡5・栗東・中竹和也)、3着にノーブルマーズ(牡6・栗東・宮本博)が入った。勝ちタイムは1:58.8(良)。
2番人気で武豊騎乗、アイスストーム(牡4・栗東・吉村圭司)は、11着敗退。
ルーラーシップ産駒 メールドグラース
メールドグラースが無類の強さを見せて5連勝のゴールを決めた。ゆっくりとしたスタートから後方を追走し馬群の中で折り合うと、勝負どころからスムーズに外に持ち出した。大外から追い上げを開始すると、先行各馬をゴール前で捉えて力の違いを見せた。
メールドグラース 17戦7勝
(牡4・栗東・清水久詞)
父:ルーラーシップ
母:グレイシアブルー
母父:サンデーサイレンス
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 メールドグラース
2着 カデナ
3着 ノーブルマーズ
4着 タニノフランケル
5着 クリノヤマトノオー
6着 アウトライアーズ
7着 アイスバブル
8着 レトロロック
9着 シャイニービーム
10着 カフェブリッツ
11着 アイスストーム
12着 アドマイヤアルバ
13着 ストロングタイタン